益子寺かおりのインスタグラム(kaori_masuco) - 8月13日 13時59分

2004年、かおりはガラスの十代。人生で初めていったフェスがRISING SUN ROCK FESTIVALだった。当時は学生でお金がなくて、青春18切符で片道2日間かけて辿り着いた石カリ平野。

初日はギュウギュウになりながらACID MANとTHE BACK HORNをアーステントで観て、JUDEでベンジーを拝んで、Polarisを観ながらロマンチックな夜を過ごして、Charさんのギターに痺れて、ハイロウズで踊って汗と砂まみれになりながら北海道の友人宅に帰宅。

２日目はKEMURIで太陽の下スカダンス踊って、そこからしばらくレッドマーキーに入り浸り。無戒秀徳アコースティック&エレクトリック、勝手にしやがれ、ゆらゆら帝国。UAさんの「雲がちぎれる時」で夕陽がのぼってその神秘さに涙して。ダッシュでSUNステージへ大好きなMAD CUPSULE MARKETSを観にガチンコで走り、モッシュピットで暴れまくって！LOSALIOSに痺れて。ああ、DJ KAGAMIさんがまだ生きていたんだった。そのまま復活したばかりの電気グルーヴで踊りまくって。あまりの極寒で体を動かさないと暖をとれず、深夜のスカパラで踊りまくり、THA BLUE HERBの渋さに痺れて、すがるように食べた石狩鍋をすすりながらSUNステージに戻るとBUMP OF CHICKENが演奏してて、そっから日の出を待ちわびながら、踊りまくってトランス状態だった渋さ知らずオーケストラ、からのオリジナルラブで訪れた朝日！田島さんの歌声が心地よく体に染み渡る。ああ、夢のようなひとときだった。

ガラスの十代の頃の少女かおりが体験した、キラキラと輝かしい青春。タイムテーブル見返したら、全部全部、鮮明に思い出しちゃったわ。多分、2日間で3回くらい涙した。たくさんのドラマがあった。

ライジングを体験するまでの私は、メタルにどっぷりで、正直フェスというものに対して若干斜め目線の先入観を持ってた。そんな捻くれ者の私に、純粋に、心から音楽を楽しむこと、体で子宮で音楽を楽しむことを教えてくれたのは確実にこの夜だった。

まさかそんな思い入れの強いフェスのステージに、10年以上の時を越えて自分が勃つなんてなぁ。なんて、しみじみ思いながら。夢の舞台に到着！！！！
#RSR2016
#RSR16
#ベッドイン

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