Instagram Japanのインスタグラム(instagramjapan) - 1月14日 17時14分

「私は写真を通じて、“私はここに居るよ”と主張したいんだと思います」そう語るのは、大阪府出身の大学生、杉田千尋 (@chihirograph) さん。「写真を撮る立場だと、自分が写真に写り込むことはありません。でもその時に撮った写真は、自分がその場でシャッターを切ることではじめて存在するものなんです」昨年進学と共に地元を離れ、今は広島県で下宿生活を送る日々。日常の気になる瞬間を切り取って集めた写真の数々には、妹が大好きで、故郷を恋しく思い、未来に希望を持つ彼女の“存在の証し”が記録されている。「写真は多くを語ります。自分を表現するための一つの手段として、更なる可能性を持ち始めているのだと感じています」将来的には広告やビジュアルを作る仕事を見据える彼女にとって、今や写真は一方的な自己主張ではなく、必ずその思いに寄り添ってくれる受け手がいる。「どれだけ自分を表現したいと思っても、我意を押し通しすぎていては、他の人に写真を見てもらえなくなります。でも、それをカバーするのが写真のもつ芸術性だと思います。私はそれを信じています」
Photo by @chihirograph

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