SPURのインスタグラム(spurmagazine) - 8月25日 10時31分
【SMALL GOOD THINGS】
関西では格別に老若男女に愛されている「アメちゃん」ですが、話題の専門店が京都にあります。その名も、京あめ専門店「Crochet(クロッシェ)」。
創業130年の京あめ工房「今西製菓」四代目の今西政博さんと、洋菓子メーカー「アンリ・シャルパンティエ」の元ブランドマネージャー池村武彦さんがタッグを組み、一昨年にオープンしました。モダンでシンプルな店内には、日本に古くから伝わる職人技とヨーロッパの発色の技術が融合した、美麗なアメちゃんが揃います。
20種類ほどある商品には、平安朝やフランス文化にちなんだ名前がつけられ、それぞれの世界観が艶やかな色彩で表現されています。代表作の「白絹手鞠」(写真左上)は、その名の如く絹のように輝く繊細な紋様と色目で、ひとたび口の中に入れるとレモンライムの爽やかなフレーバーがふわっと広がります。写真右下は、京都店限定「シェルブールの雨傘」。外国のお菓子を彷彿とさせる色使いは、同タイトルの仏映画で主人公のカトリーヌ・ドヌーヴが着ていたドレスをモチーフにした配色です。その眩しい見た目とは一転、中身はホッとするようなヨーグルト風味が優しく漂います。
一粒一粒が全て手作りで、伝統を守りながらも、これまでにない新たな色合いを取り入れた折衷美は、精緻なジュエリーのようにずっと眺めていたくなるほど。京都にいらした際は、この伝統と色彩が生み出すカタルシスにぜひ一度酔いしれてみてください。(編集H)
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2015/8/25