??? . OJTが終わったというのに、最近は朝早く出社するのがクセになり、7時には会社に着くようにしている。 . 夏になり暑くて寝てられないというのもあるが、6時台は電車が比較的すいているので精神的にもラクなのだ。 . . 今日も座れはしないものの、隣のリーマンにくっつくこともなく快適に通勤できた。 . 別にボッチをこじらせて人との関わり合いを極端に避けてるとかそーゆーんじゃないよ。たぶん。おそらく。 . . . でも、人のいない朝のシンと静まり返ったオフィスは好きだ。 . 電話のコール音やスタッフ同士の会話もなく、二重ガラスを通してわずかに聞こえる街の喧騒が心を落ち着かせる。 . . ノートPCをロッカーから取り出し、自分の靴音だけを響かせながらいつもの席にむかう。 . フリーアドレスといっても始業2時間前なら席も選び放題。 . 結果、皇居を見下ろせる眺めのいい席がボクの定位置になった。 . . 「おはようございますっ♪」 . ふいに元気なあいさつが耳に飛びこんでくる。会社にあるカフェで働いているスタッフの女のコ。 . . ボクの席がカフェのすぐ横なので顔を合わせる機会が多くなり、朝は自然と会話するようになった。 . 『おはよ♪今日も暑いね』 「ほんとですよね~いよいよ夏本番って感じです٩(ˊᗜˋ*)و」 『元気だね~wちなみに今日のランチメニューはなに?』 . とボードを見ようとカウンターから身を乗り出そうとしたら、 . 「あ、あまり近づかないでください...」 . と思いがけない言葉が。 . 実際に面と向かって言われるとかなり凹む。 クリティカルショックだ。 (1年ぶり3回目) (参照: #従姉妹に惚れた話 第6・8話) . . 『ボクそんな嫌われるようなことした?』 . 動揺が表にでないよう、なるべく明るい声で理由を聞いてみる。 . 「ち、違うんです!このカフェ、エアコン入るの8時からなんで、朝はいつも汗だくで準備してるんです......だから、そんなに近づいちゃうと汗くさいのばれちゃうから...」 . と消え入りそうな声で恥ずかしそうにしてる。 . 『そーだったんだ♪たしかにスチームパイプとかかまってると暑いもんね』 「ごめんなさい!同僚とかなら気にしないんですけど...その...」 『ボクもいつも顔合わせてるし同僚みたいなもんだから気にしなくていいよ』 「いやですっ!」 『そんな強く否定されると(・ω・` )』 「そうじゃなくて...」 . . スチームの暑さのせいか、顔を真っ赤にしながら手をあたふたさせ必死に弁明してくる。 . 「なんていうか、最初はこの人来るの早いな~くらいだったんです。 . あたしは定時だけど、会社の人はみんな9時からじゃないですか。だからすぐ顔覚えて、あいさつするようになって... . いつの間にか、1日の最初に挨拶するのがモルさんになってたんですよね。 それって家族みたいだなぁって思ってたら、この前から急にモルさんのこと意識し出しちゃって... . ってごめんなさい。あたしの勝手な独りよがりで...」 . . 年下のコにそんなふうに思ってもらえるなんて光栄でしかない。 . むしろ、毎朝こんな元気な声で起こしてもらえたら幸せだろうな~♪ . . . なんて想像してたら、彼女が意を決したような表情でボクに言う。 . 「だから... もしモルさんさえよかったら...... . . . . . . . . 1日の最初のあいさつは店長にしたいので、彼より早く出社とかしないでもらえますか?」 . . #クリティカルショック3分ぶり4回目 . .

m_scapeさん(@m_scape)が投稿した動画 -

モルのインスタグラム(m_scape) - 7月27日 20時39分


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OJTが終わったというのに、最近は朝早く出社するのがクセになり、7時には会社に着くようにしている。
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夏になり暑くて寝てられないというのもあるが、6時台は電車が比較的すいているので精神的にもラクなのだ。
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今日も座れはしないものの、隣のリーマンにくっつくこともなく快適に通勤できた。
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別にボッチをこじらせて人との関わり合いを極端に避けてるとかそーゆーんじゃないよ。たぶん。おそらく。
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でも、人のいない朝のシンと静まり返ったオフィスは好きだ。
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電話のコール音やスタッフ同士の会話もなく、二重ガラスを通してわずかに聞こえる街の喧騒が心を落ち着かせる。
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ノートPCをロッカーから取り出し、自分の靴音だけを響かせながらいつもの席にむかう。
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フリーアドレスといっても始業2時間前なら席も選び放題。
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結果、皇居を見下ろせる眺めのいい席がボクの定位置になった。
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「おはようございますっ♪」
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ふいに元気なあいさつが耳に飛びこんでくる。会社にあるカフェで働いているスタッフの女のコ。
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ボクの席がカフェのすぐ横なので顔を合わせる機会が多くなり、朝は自然と会話するようになった。
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『おはよ♪今日も暑いね』
「ほんとですよね~いよいよ夏本番って感じです٩(ˊᗜˋ*)و」
『元気だね~wちなみに今日のランチメニューはなに?』
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とボードを見ようとカウンターから身を乗り出そうとしたら、
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「あ、あまり近づかないでください...」
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と思いがけない言葉が。
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実際に面と向かって言われるとかなり凹む。
クリティカルショックだ。
(1年ぶり3回目)
(参照: #従姉妹に惚れた話 第6・8話)
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『ボクそんな嫌われるようなことした?』
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動揺が表にでないよう、なるべく明るい声で理由を聞いてみる。
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「ち、違うんです!このカフェ、エアコン入るの8時からなんで、朝はいつも汗だくで準備してるんです......だから、そんなに近づいちゃうと汗くさいのばれちゃうから...」
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と消え入りそうな声で恥ずかしそうにしてる。
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『そーだったんだ♪たしかにスチームパイプとかかまってると暑いもんね』
「ごめんなさい!同僚とかなら気にしないんですけど...その...」
『ボクもいつも顔合わせてるし同僚みたいなもんだから気にしなくていいよ』
「いやですっ!」
『そんな強く否定されると(・ω・` )』
「そうじゃなくて...」
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スチームの暑さのせいか、顔を真っ赤にしながら手をあたふたさせ必死に弁明してくる。
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「なんていうか、最初はこの人来るの早いな~くらいだったんです。
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あたしは定時だけど、会社の人はみんな9時からじゃないですか。だからすぐ顔覚えて、あいさつするようになって...
.
いつの間にか、1日の最初に挨拶するのがモルさんになってたんですよね。
それって家族みたいだなぁって思ってたら、この前から急にモルさんのこと意識し出しちゃって...
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ってごめんなさい。あたしの勝手な独りよがりで...」
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年下のコにそんなふうに思ってもらえるなんて光栄でしかない。
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むしろ、毎朝こんな元気な声で起こしてもらえたら幸せだろうな~♪
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なんて想像してたら、彼女が意を決したような表情でボクに言う。
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「だから...
もしモルさんさえよかったら......
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1日の最初のあいさつは店長にしたいので、彼より早く出社とかしないでもらえますか?」
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#クリティカルショック3分ぶり4回目
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2015/7/27

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