廃車手続の流れ
永久抹消登録や一時抹消登録という廃車は法的な手続きであるため、いろいろな書類が必要となります。故障車の廃車方法、永久抹消登録と一時抹消登録で若干違いはありますが、基本は全く同じです。それから登録車と軽自動車でも登録先、登録内容に違いがありますので、それに伴った違いもわずかにあります。
永久登録抹消
永久登録抹消ではとりあえず車体の解体を行わなければなりませんので、解体業者に連絡を入れて解体の予約を取ります。そして解体業者に車を持ち込んで解体をしてもらうわけですが、事故車や不動車といったように自走することができない場合は、キャリアカーの手配をしておかなければなりません。
解体が済むとナンバープレートの返却と「解体に係る移動報告番号」「解体報告記録日」を教えてくれますので、メモ書きや携帯電話のメモ機能などを使って忘れないようにします。
そしてそのナンバープレートを持って管轄の運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会事務所)に出向いて、書類手続きをすれば永久登録抹消手続きは完了します。ちなみに書類手続きは解体から15日以内に行わなければいけません。
一時登録抹消
一次登録抹消はすべて書類手続きだけとなりますので、永久登録抹消よりも簡単です。
ただナンバープレートを外してそれをもっていかなければなりませんので、封印の破壊とナンバープレートの取り外しを行わなければなりません。ちなみに封印を破壊した時点で公道を走れなくなりますので注意しましょう。
あとは永久登録抹消と同じようにナンバープレートと必要書類を持って、管轄の運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会事務所)で書類手続きをすれば手続き完了となります。
これも買取店や事故車買取店で売る場合は何も考えなくてもいいと思います。