汗を止める市販薬
汗を止める市販薬【2021・最新】
全身〜脇汗・顔汗・手汗をピタッと止める市販薬
汗を止める市販薬【2021・最新】
全身〜脇汗・顔汗・手汗をピタッと止める市販薬
全身からダラダラ流れ落ちる汗。本当困りますよね。 そんな迷惑な汗を止める薬があるのはご存知ですか?
汗を止める薬には、作用が強力なものから緩やかなものまでいろいろあります。
ここでは、市販(通販)で購入できる汗を止める薬から医薬品まで、効果や副作用、選ぶポイントをご紹介します。
汗を止める薬で有名なのは「プロバンサイン」です。
アセチルコリンを抑制し、副交感神経の刺激を弱め(抗コリン作用)、汗をかく命令を弱めるお薬です。約60分ほどで効果が出て、5~6時間くらいは効果が続きます。
プロバンサインは医薬品のため通常は病院で処方してもらい入手します。
プロバンサインは通販でも購入できます。
>>プロバンサインの購入はこちら
プロバンサインにはジェネリックの「プロスパス」もあります。少し価格は安くなります。
プロバンサインやプロスパスは汗止め作用が強力なため、副作用が出る場合があり、持病のある方など服用には注意が必要です。
プロバンサイン(プロスパス)の副作用(抗コリン作用)
口が渇く、便が出にくい、尿が出にくい、尿量が少ない、残尿感、目がかすむ、光がまぶしい、見えにくい など
最初に服用する際は病院での処方をおすすめします。
全身の汗には飲み薬がおすすめですが、手汗・顔汗・脇汗など部分的な汗にはピンポイントで効く塗り薬がおすすめです。
全身に効く飲み薬は、もちろん脇など部分的にも効きますが、サプリメントは飲んですぐ効果があるわけではありませんし、医薬品は副作用が出る場合もあるので、部分ケアには制汗クリームや制汗パウダーなど塗るタイプが良いでしょう。
体の部位によって、汗腺の量や種類が違うので、それぞれの部位に特化した塗り薬を使うのが効果的です。
制汗剤に配合される成分は様々。効果の高さや肌への負担など、体質にあった制汗成分を選びましょう。
汗を止める効果が高いのは「塩化アルミニウム」です。どうしても汗が止まらない場合は塩化アルミニウム配合の制汗剤を選んでみましょう。
試すのであれば、ドラッグストアで市販されているものは濃度が低いので、通販で濃度が高いものを購入しましょう。
塩化アルミニウムは刺激が強いため、肌が弱い人や、顔への使用は控えましょう。
肌が弱い人でも安心して使え、制汗効果の高い成分は「フェノールスルホン酸亜鉛」や「クロルヒドロキシアルミニウム」です。
▼制汗剤に含まれる主な有効成分
制汗剤には「制汗タイプ」「消臭タイプ」の2種類があります。
を選びましょう。
主な汗の消臭成分
茶カテキン/柿渋エキスなど
制汗剤には
などがあります。
ロールオンタイプは片手でささっと塗れて便利です。脇汗ケアに。
スプレータイプは広い範囲に塗布しやすい!背中やお腹、足、頭におすすめ。
パウダータイプは使ってすぐのサラサラ感がたまりません。手の平や足の裏などにおすすめ。
ジェルタイプは浸透が早いと言われています。顔や手の平におすすめ。
クリームタイプは広い範囲には塗りにくいが、密着がよく取れにくい特徴があります。顔や脇、手の平、足の裏におすすめ。
デオドラントとは?
「デオドラントクリーム」「デオドラントスプレー」などの商品がありますが、この「デオドラント」は消臭効果を表しますので、汗を止めたい場合は目的が違いますので、間違って購入しないようにしましょう。
となりますので、汗を止め、さらに臭いも消したい方は「制汗デオドラント〇〇」を選びましょう。
それでは、それぞれの部位におすすめの塗り薬を紹介します。いずれも通販で購入できます。
脇には、汗を止める作用とともに、臭いも抑えてくれる成分をチェック!肌が強い人は塩化アルミニウム制汗剤が汗を止める効果が高くおすすめだが、肌が荒れやすい人は、刺激の少ないクロルヒドロキシアルミニウム系の商品を選ぼう。
デトランスα(別名:パースピレックス・ロールオン)は、汗を抑えるための塩化アルミニウム制汗剤です。
その効果の高さからヨーロッパをはじめ世界中で利用されています。
デトランスαは、塩化アルミニウムが汗腺にフタをし、発汗を抑えます。一度塗ると、3〜5日効果が続くのが特徴です。
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敏感肌用のパースピレックス・ロールオンです。塗布した際の刺激が少なく、荒れがちな脇にも使用しやすいのが特徴です。
>>【デトランスα敏感肌用】初回定期お試し999円モニターコースはこちら
脇汗を止める薬で超有名ですね。わきが(腋臭)にも効果があります。塩化アルミニウム13%と、高濃度のため汗を止める効果は高いのですが、刺激が強く、肌の痛みや痒みが現れる人も多いので、使用の際は注意が必要です。
テサランクリアは、「クロルヒドロキシアルミニウム」で汗を抑えるので、塩化アルミニウムでは肌荒れしてしまう人におすすめ。72時間サラサラがキープします。
「防菌 × 制汗」のダブルアプローチで強力なワキガ臭も防ぎます。
クールなパッケージで男性でも使いやすいです。
公式サイト購入で全額返金補償付き。めんどうな定期もなし!
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CC30の制汗クリームは、塗布するたびに少しずつ汗腺と毛細血管を収縮させていき、徐々に汗が出にくくなります。
有効成分のクロルヒドロキシアルミニウムは塩化アルミニウムより作用・刺激ともに緩和なため、広く使用されています。
ノアンデの制汗クリームは、アポクリン汗腺から出る汗をコントロールする有効成分「フェノールスルホン酸亜鉛」配合。
さらに「イソプロピルメチルフェノール」配合で、気になるワキガの原因菌の抗菌率 99.999%以上なので、匂いが気になる人におすすめ。
美容成分もたっぷりで、きれいな脇を目指す方にもおすすめです。
無添加、天然成分配合の日本製なので、肌が敏感な思春期のお子様でも使えます。
デトランスα | デトランスα敏感肌用 | オドレミン |
---|---|---|
ロールオンタイプ | ロールオンタイプ | ローションタイプ |
塩化アルミニウム | 塩化アルミニウム | 塩化アルミニウム |
効果強力 | 刺激少なめ | わきがにも効果 |
初回定期 お試し999円 |
初回定期 お試し999円 |
1,375円 |
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テサランクリア | CC30 | ノアンデ |
クリームタイプ | クリームタイプ | クリームタイプ |
クロルヒドロキシアルミニウム | クロルヒドロキシアルミニウム | フェノールスルホン酸亜鉛 |
高密着・72時間持続 | 継続で汗が出にくく | 低刺激・美容成分 |
4,928円 | 定期初回 5,280円 |
定期初回 2,728円 |
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顔の皮膚は薄く敏感なので、制汗成分は「フェノールスルホン酸亜鉛」などマイルドな顔汗専用のものがおすすめ。塩化アルミニウム系の制汗剤は刺激が強いので、お顔に使用することはおすすめしない。
サラフェプラスは顔の汗を抑えるクリームです。サラフェプラスの有効成分の「フェノールスルホン酸亜鉛」は、毛穴を引締め汗の出口を小さくし、汗を毛穴の中に止める働きをします。
制汗成分といえば「塩化アルミニウム」ですが、刺激も強く、お顔に使用するのはあまりおすすめできません。サラフェプラスは塩化アルミニウム不使用で敏感なお顔にも使えます。
顔汗に悩むお子様や、更年期に伴う顔汗にお困りの女性にもおすすめ。化粧の前に塗って化粧下地としても、またお化粧後にも塗って使えます。これで汗によるメイク崩れを軽減!安心の60日間返金保証もあります。
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テサランフェイスは、手汗用の「テサラン」を顔汗用に開発されたクリームです。
パラフェノールスルホン酸亜鉛が汗の中に含まれるタンパク質と結合して被膜を作り、汗腺の出口を塞いで発汗を抑えます。
スキンケアや化粧下地としても使えて、顔汗に悩む女性には助かるクリームです。高い美容液を塗っても、全部顔汗で流れてしまい、悲しい思いをしなくても良いのです。
テサランフェイスは定期購入なしで単品で購入できるのもポイント。
公式サイトで購入すると365日全額返金保証付きです。
ノエミュは、フェノールスルホン酸亜鉛が発汗を抑制。スキンケアをした後、メイクの前に塗ることで、通勤通学時の汗による化粧崩れやテカりを予防します。
殺菌と、肌の炎症を抑える働きが期待できる 「サリチル酸ナトリウム」も配合されています。
石油系界面活性剤 ㅤ・合成着色料ㅤ・鉱物油ㅤ・紫外線吸収剤がフリーなので安心して使用できるのがポイント。
ㅤ顔にスプレーするタイプの制汗剤。高純度のフェノールスルホン酸亜鉛が発汗を抑制します。
スプレータイプなので、面倒くさがりな男性にもおすすめです。一回の塗布で、5〜10時間汗止め効果が持続。汗だけでなく顔のテカリも減らします。
サラフェプラス | テサランフェイス |
---|---|
クリームタイプ | クリームタイプ |
フェノールスルホン酸亜鉛 | フェノールスルホン酸亜鉛 |
汗腺の出口を塞ぐ・化粧下地OK・60日間返金保証 | 汗腺の出口を塞ぐ・化粧下地OK・定期縛りなし |
6,358円 (定期初回550円) |
4,158円 |
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薬用ノエミュ | トリムクール |
ジェルタイプ | スプレータイプ |
フェノールスルホン酸亜鉛 | フェノールスルホン酸亜鉛 |
4つの無添加処方 | 5〜10時間汗止め効果が持続 |
2,980円 | 4,950円 (定期初回1,078円) |
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手には臭いの出ない汗腺「エクリン腺」が多いという特徴があり、消臭成分が多い脇汗用の制汗剤を使い回すより、手汗用の市販薬を使った方が効率が良いです。
パースピレックス・ローションは、手汗を止めるの強力な塩化アルミニウム制汗剤です。
その効果の高さからヨーロッパをはじめ世界中で利用されています。
塩化アルミニウムは汗腺にフタをし、発汗を抑えます。ドイツのドクター・シュレーダー研究所での実験では40%以上の減汗効果が認められています。
パースピレックスのローションタイプは、手の他に足にも使用できますが、塩化アルミニウム濃度が高いため肌の弱い部分にはおすすめしません。
フレナーラは手汗を止める専用のジェルクリームです。ナノ化された有効成分が、手汗の原因となっているエクリン腺へ直接浸透し、分子レベルで汗を根元からシャットアウトします。
従来の制汗剤は塩化アルミニウムを有効成分としていますが、効果が高い反面刺激が強く肌荒れしてしまう人もいます。
フレナーラはクロルヒドロキシアルミニウムを有効成分としており、塗った後に痒みが出にくいことが特徴です。
180日間返金保障付き
テサランは、頻繁に塗りなおさなくて良い、最大72時間サラサラ効果持続の手汗制汗クリームです。男性やお子様にもおすすめ。クロルヒドロキシアルミニウムがエクリン腺の汗腺を収縮させ、コーティングし塞ぎ、手汗をとめます。
パースピレックス・ローション | フレナーラ | テサラン |
---|---|---|
ローションタイプ | ジェルタイプ | クリームタイプ |
塩化アルミニウム | クロルヒドロキシアルミニウム | クロルヒドロキシアルミニウム |
効果強力 | 肌に優しい・携帯性 | 効果持続 |
2,950円 | 定期初回 935円 |
4,378円 |
詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る |
足の裏には、汗の出る汗腺 (エクリン腺 ) が多いので、汗をかきやすい部分。足汗が気になる人は、普通の人よりエクリン腺が多い場合があります。とにかく足裏の汗はベタベタするのが気になるので、パウダーをはたくなどの対策もおすすめ。
パースピレックス・ローションは、手用でも紹介しましたが、足汗を止めるのも有効。強力な塩化アルミニウム制汗剤です。
その効果の高さからヨーロッパをはじめ世界中で利用されています。
足裏のお肌が弱い方にはおすすめしません。
テサランは、手用でも紹介しましたが、足にも使えます。クリームタイプで密着性が高いです。塩化アルミニウムでは荒れてしまう方はこちらがおすすめ。
頭汗を止める専用の商品はありませんが、頭にも塗布しやすいスプレータイプの制汗剤や、汗を減らすサプリメントがおすすめです。
スプレーするタイプの制汗剤。高純度のフェノールスルホン酸亜鉛が発汗を抑制します。 スプレータイプなので、面倒くさがりな男性にもおすすめです。一回の塗布で、5〜10時間汗止め効果が持続。
これらの汗は普通の現象なので、それほど心配することはありません。
しかし、この3つの中に思い当たるものがない人、例えば、
「何もしてないのに、急に汗が吹き出す」
「暑くないのに汗が止まらない」
そんな人は汗のかき方が壊れてしまっているかも!!
もともと汗は「体温を一定に保つ」という役割があります。体が熱くなると汗が出て、汗が蒸発するときに身体の表面の熱を奪って、身体を冷やします。
これらの調整は私たちの自律神経が勝手に行ってくれます。
しかし、この自律神経が壊れて暴走したらどうでしょうか?
暑くもないのに汗を出したり、暑いのに汗が出なかったり、困ったことになります。
これが自律神経の乱れです。
汗が止まらない人は自律神経の乱れ、もしくは自律神経がうまく切り替えられない人かもしれません。
自律神経の乱れは、メンタルに大きく関わる症状です。
ストレスを強く受けたり、緊張が続いたり、心配事が多かったりすると、自律神経が乱れがちになります。
自律神経が思うように働かず、副交感神経の働きが弱まり交換神経が優位に働くと、アセチルコリンという神経伝達物質によって発汗が促されます。
かかなくてよい汗を止めるには、自律神経の乱れを整えることが大事になります。
女性は40台中頃から女性ホルモンが減り、ホルモンバランスが乱れがちになります。この期間を更年期障害といいますが、多汗・のぼせ・ほてりなどの「ホットフラッシュ」と呼ばれる症状がみられることがあります。
更年期障害でない若い女性でもホルモンバランスの乱れにより、同じような多汗の症状が現れることがあります。
冷えのぼせは冷え性の一種で20代や50代の女性に多い。手足は冷えているのに頭がぼーっと暑くなり、手のひらや足の裏などにじっとりと汗をかく症状。体の筋肉量や熱を生み出す食事量が少ないことで冷え性になります。加えて自律神経の乱れによって、のぼせの症状も併発します。
肥満の人は体の内部に熱がたまりやすく、その熱を逃すために汗が増えます。これは自然な摂理なので、体脂肪を減らすように心がけましょう。
運動不足により、汗の出る全身の汗腺がお休み状態になってしまうと、顔汗など特定の場所のみ汗をかくようになります。汗腺の機能を衰えさせないためにも、日常的に運動をするように心がけましょう。
甲状腺機能亢進(こうしん)症(バセドウ病)などのホルモンの分泌異常により、全身に多くの汗をかくことがあります。
汗の止まらない原因は人それぞれですので、自分の汗の原因を見極めましょう。
長期的にはお薬だけに頼らず、食事や運動、働き方、睡眠なども含め改善していくことが必要です。
軽度の汗っかきでしたら、制汗スプレーやサプリメントで対処することができますが、それでもどうにもならない重度な汗っかきは「多汗症」という病気かもしれません。
皮膚科などの病院で治療が可能ですので、相談してみましょう。
症状の軽い場合は、外用薬や内服薬での治療になります。
塩化アルミニウムなど、汗を分泌するイオンチャンネルをブロックすることで、発汗を抑える薬を処方されます。
プロパンテリン臭化物、コハク酸ソリフェナシンの二種類があります。
一般的なのはプロパンテリン臭化物を含む、プロバンサインです。
アセチルコリンを抑制し、副交感神経の刺激を弱め(抗コリン作用)、汗をかく命令を弱めるお薬です。約60分ほどで効果が出て、5~6時間くらいは効果が続きます。 病院で処方された場合、保険が適用されるため1,000円程度となります。
ボトックスという神経をブロックする薬を注射により注入し、汗を止めます。
汗が出るときは、汗腺の周囲の「平滑筋」という筋肉が収縮することで汗が出ますが、ボトックスが神経からの「収縮命令」をブロックすることによって、平滑筋が収縮せず汗が止まります。効果の持続は3〜6ヶ月です。
脇にボトックスを注射し、汗を止めます。
高周波を用いて、汗腺を70℃~80℃の温度で破壊する方法です。ボトックスのように反復治療も必要なく、永久に効果が持続します。傷痕も残りません。
病院で汗を止めたいときは、まずは皮膚科を受診すれば良いでしょう。
道具がなくても簡単にできるのが汗を抑制するツボを押すことです。多汗症に効くツボはこちらです。
陰げき(いんげき)
体の熱をとるとされる手のツボです。
後谿(こうけい)
こちらも体の熱をとるとされる手のツボ。肩こり、腰痛の改善にも。
合谷(ごうこく)
体内の水分量を調整し、体温を調整する手のツボ。
復溜(ふくりゅう)
自律神経を整える足首のツボ。
太衝(たいしょう)
体の内的なバランスを整える足のツボ。
百会(ひゃくえ)
自律神経を整える頭のツボ。
大包(だいほう)
汗をかきにくくする脇の下のツボ。舞妓さんは大包を圧迫して汗をかきにくくしているそうです。一般の方でも、市販の汗止め帯を使用して、大包を圧迫することができます。
手のツボや、頭のツボはいつでも押しやすいので、汗が止まらない時には気持ちが良い程度に押してみましょう。
汗を止めるには、体温を下げることが効果的です。
効率よく体温を下げるためには、首元やワキの下、太ももの付け根など、太い血管が流れている部分・リンパ節を中心に冷やしましょう。
冷たい水で濡らしたタオル、保冷剤をハンカチで包んだもの、冷たいペットボトル、冷えピタなどで冷やすことができます。
半側発汗は反射の一種で、人体のいずれかを圧迫すると、半側で発汗し、その反対側の発汗を抑えるいう皮膚圧発汗反射の現象です。
舞妓さんは半側発汗を利用して、顔汗を止めていると言われています。
胸の上あたりを帯で圧迫することで、胸から上は発汗しにくく、逆に胸から下が発汗しやすくなります。
市販の汗止め帯も販売されていますが、大量に汗をかく人が「汗を止めたい!」といって汗止め帯を使用しても、うまくいかない場合が多いようです。半側発汗は、普段からそれほど汗をかかない人が「一時的に汗を止めたい場合」には有効なようです。
漢方は医薬品ではありませんので、汗を劇的にピタッと止める漢方はありませんが、汗っかきの原因によっては漢方で症状を和らげることができます。
柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
加味逍遥散(かみしょうようさん)
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)
白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)
汗止めの強い薬は不安、市販の制汗剤はかぶれる、という方は漢方を試してみてはいかがでしょうか?
取り入れるには、専門の漢方薬のお店でまず相談してみましょう。
汗対策をしたい方は、食事にも気をつけてみましょう。
辛いもの・酸っぱいものなどの刺激物は、交感神経を活発にし、発汗を促します。
カフェインも交感神経を活発にし、発汗を促します。カフェインはコーヒーやお茶などに多く含まれます。
肉類や脂質の多い食べ物は、汗の量を増やすだけでなく、汗の匂いも悪化させます。
女性ホルモンは、発汗を抑制する効果があり、大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをします。
イソフラボンは自律神経のバランスを整える効果もあります。
汗を止めたい方は、納豆・豆腐・味噌などの大豆製品を積極的に摂取しましょう。
カリウムには汗の量を調整する働きがあります。カリウムは、野菜・果物・海藻に多く含まれます。大量に汗をかいた後は体内のカリウム量も減ってしまっています。すると夏バテを引き起こしやすくなります。多汗の人はカリウムを意識して摂取しましょう。
ハーブティーは副交感神経の働きを促し、交感神経を抑制するリラックス効果があり、その結果発汗を抑えることにつながります。
ラベンダーティーやカモミールティー、ジャスミンティーなどがおすすめです。
手作りハッカ油制汗スプレーですぐに汗が引きます
ハッカ油と無水エタノール、精製水を混ぜ、無印のスプレーボトルに入れたものを持ち運んでいます。汗っかきなので、制汗スプレーは手放せないのですが、市販の制汗スプレーはすぐに使い終わってしまうので、自分でつくって節約しています。すーすー涼しく過ごせます!
保冷剤をタオルで包んで脇に挟んでます
小さい頃から汗かきでした。肥満の体型のせいもあると思います。夏は、保冷剤をタオルで包んで脇に挟んで過ごします。ケーキを買った際に付いてくる保冷剤を冷凍庫にストックしておきます。一度出た汗もすぐ止まりますが、汗が出る前に保冷剤を脇に挟むと、汗の量も減る感じがします。保冷剤をそのまま脇に挟むと痒くなるので、タオルやハンカチで包むとよいです。
ミョウバン水を手つくり。汗の消臭効果もあります。
ワキガではないと思いますが、夏になるとたまに汗の匂いが気になり、ミョウバン水を手作りしています。ミョウバン水には、汗を抑える効果と、酸性なので殺菌効果、消臭効果もあります。市販のミョウバン水もありますが、自宅でも簡単に作れます。顔にもミョウバン水をシュッとひと吹きして、顔汗対策もしています。
背中に冷えピタ
40歳に入った頃から、汗の量が増えてきて困っていました。市販の制汗スプレーも使っていますが、職場のトイレで使うのは、音がして気が引けるので、最近は背中に冷えピタを貼っています。ひんやりが続くので、通勤時の汗を止めるのには役立ちます。
男性ですが日傘を使っています
日傘は女性のものだと思っていましたが、あまりの暑さ&多汗に、思い切って日傘を購入してみました。直射日光に当たらないので、涼しさが全然違い、汗のかき出しを遅くすることができます。女性がみんな日傘を指している理由がわかりました。男性である私は最初は人の目が気になりましたが、慣れると快適です。汗だくになるくらいならこっちの方がいいです。
抗コリン薬など、汗を止める薬はありますが、副作用もある場合があるので、まずはサプリメントなど体に負担が少ないものから汗対策を始めてみると良いでしょう。
すぐに汗を止めたい!という方は塗るタイプの制汗剤を使います。ジェルでもクリームでもスプレーでも、本人が一番気持ちよく使えるものが良いでしょう。
成分だけちゃんと確認して購入するように。「塩化アルミニウム」は薬局やドラッグストアで市販されている制汗剤にも入っていますが、かなり濃度は低いです。オドレミンやデトランスは濃度が高めなので、肌荒れしやすい人や、顔への使用は控えた方が良いでしょう。
クロルヒドロキシアルミニウムは刺激も少なく安心して使えます。
根本的な改善には、ストレスを取り除くことや、ホルモンバランスを整えることなどが必要です。お薬と一緒に生活リズムや食事なども改善していくように心がけましょう。