モルのインスタグラム(m_scape) - 10月2日 20時44分
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屋上庭園での周りからの痛い視線から逃げるようにしてエスカレーターで降りる途中、ふいに彼女が吸い込まれるようにあるお店に入っていく。
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ボクもあわてて降りる列から離れ彼女を追うと、夢中で吊るしてある服を触りだした。
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「モルさんこれヤバい!
モッフモフですよモッフモフ♡」
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ジェラートピケだった。
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淡いパステルカラーにふわっふわのくせになるさわり心地。
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そんなルームウェアに包まれた彼女を妄想するとすでに反則級に可愛らしい。
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『これ着せて後ろから…』
「あ、そーゆーのいらないです」
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反応が早すぎる。
ボクの扱いに会って数時間で慣れた。
さすが。
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気を取り直して2人でいろいろデザインを見る。彼女の色の好みもなんとなく把握できたので良しとしよう。
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帽子屋さんを探しに渋谷まで行くと、今度は彼女が先導してくれることに。
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数年前の記憶を頼りに歩いてみたが、お店はすでになくなっていた。
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「残念。ま、しょーがないか」
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帽子をあきらめファストファッションをはしごする。
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店内をウロウロしてるとき、気になったものがあるとすぐに駆け出す彼女。
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手をちょこっと広げたままぴょこぴょこと飛ぶように走るので、後姿がペンギンみたい。
かわいい。
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思わず抱きしめる。
瞬間、みぞおちに肘鉄をくらう。
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黒帯は伊達じゃなかった。
あと別の意味で胃が痛くなった。
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『痛い。看病を要求する』
「自業自得」
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LINEの中のほうが優しかった気がする。女のコって難しい。
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だいぶ歩き回ったあと、休憩がてら寄ったカフェでiPhone をとりだす彼女。
彼女自身が作ったという曲を聴かせてもらう。
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流れてきた瞬間、鳥肌が立った。
伸びのあるつつみこむような優しい声。
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歌い手さんということは知っていたが、ロックな曲調を想像していたのと、話す声との二重のギャップにすっかりやられた。
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モヒートを味わいながら1曲1曲、背景を本人が目の前で説明してくれる。贅沢な時間。
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アルバムを聴き終わる頃にはすでに彼女の声のファンになっていた。
この声に包まれて毎晩、眠りにつきたいと。
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『お願い聞いてもらえる?』
「いーよ。聞くだけならね♩」
『今夜、添い寝して子守うt…』
「却下!」
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#食い気味に断られた
#慣れてる
#youtubeで彼女の歌声聴きながら寝ました
#無許可キャプ
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2014/10/2