Instagram Japanのインスタグラム(instagramjapan) - 4月22日 18時10分

今年の3月に、建築界では最高の栄誉とされる米プリツカー賞を受賞した日本人建築家の坂茂（ばん・しげる）さん。フランスのポンピドゥー・センター・メスなどを手掛けたことでも知られる彼にとって、構造設計は美を追求するためのものだけではなく、社会のために役立てるためのものでもある。坂さんは20年以上にわたり、紛争による難民や自然災害の被災者のために、仮設住宅などを建設してきた。1995年の阪神・淡路大震災や2011年の東日本大震災では、ビールケース、運送用のコンテナ、そして紙や段ボールなどを使ったデザイン住宅を設計。また、昨年地震の被害を受けたニュージーランドでも、紙管を使った "Cardboard Cathedral" （ダンボール大聖堂）を完成させた。他にもトルコ、ルワンダ、そして中国などで、低コストでリサイクル可能な仮の建築物を手掛けている。こうした自然環境や社会貢献を考慮した坂さんのデザインは、プリツカー賞の受賞により、更に広く知られるようになった。

Instagramにも、坂さんが手掛けた建築物はたくさんシェアされています。その写真や動画をもっと観るには、投稿上部の青いロケーション・テキストをタップ、そして #坂茂 #shigeruban のハッシュタグをチェック。

Photo by @samlin86

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