浜崎貴司さんのインスタグラム写真 - (浜崎貴司Instagram)「今年はミュージシャンの訃報が多いです。高橋幸宏さん、坂本龍一さんがお亡くなりになったのはとても残念でした。最近では、頭脳警察のPANTAさん、谷村新司さん、もんたよしのりさん、そしてBUCK-TICKの櫻井敦司さん。私はどの方にもお会いした事があります。ただ谷村さんだけは京都のお店でお見かけしただけですが・・。 PANTAさんはアマチュアの頃のFLYING KIDSのライブを、たまたまなのか、意図してなのか、観に来てくれたのです。イカ天に出演する前の話です。会場は新宿のサウンドハウスというライブハウス。ど素人の我々に対し、ものすごく丁寧にお話してくれたPANTAさん。その後メジャーデビューして、何度か対談させてもらいました。またお会いしたかったです。谷村新司さんは私が京都の大市というすっぽん料理屋に行った時、お見かけしました。ばんばひろふみさんと2人で楽しそうに話しながら入店。谷村さんとすっぽんという組み合わせが、妙に自分の中でマッチして、とても印象に残っています。アリスの「冬の稲妻」、「遠くで汽笛を聞きながら」、「チャンピオン」などが好きだったので、谷村さんの姿を見た時、とても嬉しかった。もんたよしのりさんは、 1995年の阪神淡路大震災のチャリティーライブの時にご一緒しました。眼光が鋭く、すごい存在感でした。もちろん歌もすごかったです。あんなハスキーな声を、それ以降聴いた事がありません。貴重な歌声の持ち主でした。櫻井敦司さんはあるパーティーで同席して一緒に飲み、話しました。ちゃんとお会いしたのはそれが最初で最後かな。まだ57歳。同世代でしたし、レコード会社も一緒だったので、勝手に身近な印象を持っていました。 PANTAさん、谷村さん、もんたさん、櫻井さん、どの方も、物凄い個性を炸裂させた方々ばかり。歌に、ぎゅうぎゅうにつめこんだ人生。敬意を捧げます。昨夜は亡くなった音楽プロデューサーの佐藤剛さんを偲ぶ会に出席。献花して、少ししんみりしながら、帰りにひとり渋谷の長崎飯店へ。名物の皿うどんを無心で食べました。途中でソースかけたら、どどっと出ちゃって、わ〜かけすぎたな、とか心で呟きながら。みんな駆け抜けていくけど、まあ、同じ運命を辿ります。とにかく皿うどんは美味しくソースかけすぎても大丈夫でした。」11月9日 7時29分