TBS「サンデーモーニング」のインスタグラム(sunday_m_tbs) - 10月1日 12時03分

大阪万博の会場建設費は、当初1250億円でしたが、３年前、1850億円に引き上げられていて、この時、吉村知事は「増加の話としては最後」と述べていました。
しかし、今回またも450億円増えて、2300億円となったのです。
吉村知事は物価高騰を強調したうえで改めて「建築費という意味ではここが最後」だと明言しました。

このお金、一体誰が負担するのかですが、国と大阪、経済界で３等分することになっていますので、３分の２が税金でまかなわれることになります。

一方、予算が膨張する中で、万博の目玉である「海外パビリオン」の建設が無事に進むのかは、まだ見通せていません。建設工事は当初の予定では、今年４月には着工しているはずでしたが、未だに始まっておらず、「建設申請」ですら、提出しているのは50か国中２か国だけというのが現状です。

この状況に、日本建設業連合会の宮本会長は「設計と予算や工期が裏付けられた発注が一日も早く必要」だとして、「間に合うかどうか全く分からない」と危機感を示しています。

（「サンデーモーニング」2023年10月1日放送より）
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