松岡みやびのインスタグラム(miyabi_matsuoka) - 9月28日 21時12分
山田洋次監督
NHK「プロフェッショナルの流儀」
@konnichihakasan
山田洋次さんと吉永小百合さんの仕事に密着
92歳の監督、90本目の作品
78歳の俳優、123本目の作品
92歳の監督が、78歳の俳優にダメ出しを続けるストイックな舞台裏。
「上手い演技は要らないんだよ。自然な演技。台詞が無いときも目線を自然に。子どもや犬猫のほうがもっと自然にできるよ」と容赦ない言葉の刃が、国民的大女優にビシバシ向けられていてびっくりしました。
音楽も同じ。
頑張ってます!感がお客様に伝わったらまだ一流じゃないんですよね。何も努力してません〜♫というくらい自然にゆだねる空気感でなければ、お客様を癒すことはできない。
褒めない。お世辞も言わない。ずっと何ヶ月もダメ出しばかり続ける。一挙手一投足すべてに注意する。
一流の人々のものづくりにかける愛と凄まじい謙虚さに、まだまだ自分なんて未熟だと思い知りました😭
山田洋次監督
「プロフェッショナルとは、良心をもってモノづくりをすること。子どもや孫の世代が見たときにカッコイイなやりたいなと思える仕事を残す」
吉永小百合
「引退しようと思っていたけど、まだまだ勉強しなきゃいけない。山田学校で勉強させていただくと思っている。褒められると調子に乗るから私は厳しくしてくれるほうがいい」
このようなストイックなお二人ですが、不思議と映画には現場の厳しさが表れていないんです。人情あたたかなふわ〜っと癒しの優しい空気感が終始漂う作品なんです。
きっとマウントして威張るためのパワハラじゃないからなんですね。心では誰よりも小百合さんを敬愛して尊敬しているのがわかる。
誰よりも大事な人だから、その人が酷い演技をして恥をかかないように注意してあげたい。天才だから無限の成長ができると信頼している。
愛があるからこそ、厳しくなる監督。
信じているからこそ、監督にゆだねる俳優。
私も趣味の生徒さんには優しいですが、プロをめざす講師たちには相手が泣くほど厳しくなってしまいます。
でも、100%それは愛なんですよね。
意地悪な気持ちや怒りで講師や生徒さんに注意したことは、一度もありません。本当に!
そこまでしないと、お客様を癒す作品は作れないんです。
じつは凄まじいほど細かい技術の型、表現の演出、呼吸法、メンタルトレーニングが一音一音全部にストイックに計算され尽くしているからこそ、初めて自然にエレガントに上品にふわ〜っと癒しの優しい音楽に見える。
私も本の企画書を5回も書き直しさせられて、4ヶ月のあいだ寝る時間も惜しんで心理学を勉強し解決策を考え、ダメ出しする編集者さんを恨んだ日もあるけど…(笑)
「嫌いだったらお世辞を言って他社へ行ってもらう。良い企画だと思うからこそ厳しくして売れる本をつくりたい」と言ってくださいました。
愛のあるダメ出しはありがたく受け取れる謙虚な自分でありたい!
50歳代なんて、まだまだ、ひよっ子🐣!!
何歳になっても成長させてくれる人に感謝🙏
#プロフェッショナルの流儀
昨夜放送、アーカイブ残っているのでぜひご覧ください✨
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
89
7
2023/9/28