VICE Japanのインスタグラム(vicejapan) - 9月18日 19時03分


世界の #熱帯雨林 の葉が、光合成が機能しなくなる臨界点に近づいていて、その一部はすでに閾値を超えていることが明らかになった。人間活動による気候変動の最悪のシナリオが実現すれば、必要不可欠な生態系が悲劇的な運命をたどることになる、と最新の研究は警鐘を鳴らす。

熱帯雨林は地球上で知られる約半分の種のすみかであり、地球の気候の健康と安定を維持するうえで欠くことのできない役割を果たしている。この豊かな生物群系は穏やかな気温で知られているが、気温が46.7°Cを超えると、日光を植物のエネルギーに変換する基本的な代謝過程である光合成ができなくなるため、熱帯の葉は枯れ始める。

ノーザン・アリゾナ大学の生態系情報学准教授クリストファー・ダウティ(Christopher Doughty)率いる研究チームは、世界の熱帯雨林の約0.01%の葉がすでに通常年に光合成能力が低下するとされる臨界温度を超えた可能性があることを発見した。今はまだその数はわずかだが、チームは「熱帯雨林が耐えうるのは3.9 ± 0.5 °Cの気温上昇で、それ以上気温が上がれば、代謝機能の潜在的転換点に達する」と予想した。『ネイチャー』誌に8月23日に掲載されたこの論文によれば、前述の結果は気候モデルの「最悪のシナリオ」の範囲内だという。 

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2023/9/18

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