日本相撲協会のインスタグラム(sumokyokai) - 9月13日 20時58分

德勝龍引退会見

昨日引退を発表した德勝龍が、師匠の木瀬親方同席で引退会見を行いました。

現在は肩の荷が下りたという德勝龍。
印象に残る一番は、
「令和2年一月場所。 幕内優勝を決めた一番はもちろんのこと、前日14日目の正代戦。あれがなければここまで相撲を取れていないと思う」 と振り返りました。
もちろん千秋楽では優勝について「意識しないわけがない」とのこと。

師匠の木瀬親方は、
「言わなくてもコツコツ積み上げるタイプ。弟弟子からも慕われていて、どんな弟子を育ててくれるのか楽しみ」とのこと。
そんな師匠について、
「まだまだ老け込むなよ」と、ことある毎に発破をかけてくれていたことが印象に残っているといいます。

同じ大学の同期で、同じ場所で初土俵の宝富士について、
「兄弟みたい。一緒に稽古をして同じ釜の飯を食ってきた。同い年だけど、やはりすごいとずっと思っていた。40歳と言わず50歳くらいまで（相撲を）続けて欲しい」とのこと。
昭和61年生まれは他に稀勢の里や豪栄道、妙義龍や碧山など関取が多く「花のロクイチ組」と呼ばれていました。
そんな同級生について、切磋琢磨してきた仲に「現役中は負けたくなかったけど、長くやって欲しいと思う」と話しました。

今後は千田川親方として、後進の指導にあたります。
平成21年一月場所の初土俵から約14年半、現役生活本当にお疲れ様でした。

@日本相撲協会
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