eriのインスタグラム(e_r_i_e_r_i) - 8月23日 09時19分

コウゾと溶かした紙をつないでくれるのは、花オクラとも呼ばれるトロロアオイの根を水につけてできる
透明のねばねばの液体'ねべし'

紙漉きをしてるときに
このねばねばを増やしてもらうと
うまくいく確率が上がるので
私が失敗ばかりして😟
って顔してると
師匠が『魔法投入しましょか』と
言ってねべしを加えてくれる
笑

てすき和紙の中でも
この'ねべし'を使用する工房はすくなく化学薬品でつくった合成のものが使用されているそう

ねべしを使っていても
この液体は保存がきかず
腐りやすいのでクレゾールなど
消毒液を混ぜたりするので
触る手は荒れるし工場は消毒液の臭いがするのだそう

千田さんはそんな鉤括弧つきの
'現代版'紙漉きではなく
自然をそのままつかう伝統的な美濃和紙作りをしたかったんだ
とお話ししてくれた

千田さんの工房は
自然との境界線が薄く
井戸水が湧く音、風と緑の匂いが通るほんとに美しい穏やかな場所なのです

#DEPTPAPERPROJECT @warabeeland @senda_takanori @d_e_p_t

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