如月蓮さんのインスタグラム写真 - (如月蓮Instagram)「. 今日は星組公演を観劇する予定でした。ありがたいことに先日も観劇に行けたので、その時のことから、今思うことを。 ⁡ 開演前、ロビーの階段でショートカットの学生さんが満面の笑みでポーズをとり、記念撮影をしていました。その笑顔があまりにもキラキラとしていて、「喜」と顔に書いてあるようでした。 ⁡ 「この子は受験生かなぁ、星組が好きなのかなぁ」と思うと過去の自分と重なり、年甲斐もなく真似してポーズしちゃってみたりして。 ⁡ その子も、周りの大人達も、私も、もちろん他のお客様も、誰もが胸を高鳴らせているような活気溢れるロビーでした。 ⁡ もちろん舞台は素晴らしく、身体を張り声を張り、全員が全力でした。 ⁡ 公演に関する発表がありましたが、どうしても他人事とは思えず、代役公演について考えてしまいました。 ⁡ 代役で公演を続行する非常な過酷さも、中止の無念さや損失も、天秤にかけることはできません。 ⁡ もちろん過去にもやむを得ず代役公演になったこともありましたし、これからも備えは必要だと思います。 ⁡ しかし、過剰に個を守り尊重を訴える世になった割には、“他所でできるなら宝塚でもできるでしょう”という謎のいわれ。 ⁡ それこそ休演者によって出番や内容、代役の稽古期間など全然違うので、代役公演こそマニュアル化できないのではと思うのです。 ⁡ 出演者は約80名以上いて稽古内容も他と比べようがありませんし、また、宝塚ではシングルキャストで構成された作品が多く、そもそも代えが効かないような世界観を魅力としているとも思います。 ⁡ 宝塚に限らず、どのカンパニーもそれぞれのやり方があるはずですし、あちらの最善がこちらにとっても最善とは限りません。 ⁡ 難しい問題ですが、人が人に笑顔をもたらす仕事には、どの立場であっても心が必要だと私は思います。 ⁡ 以前から思っていたこともあり、好き勝手言いました。 ⁡ そんなことよりも、今、1秒も休まず限界を越えようとしている人たちがいることだけは確かです。 ⁡ 休演者を含め、宝塚舞台をつくりあげるひとりひとりに敬意を込めて、多くのお客様がエールを送っていらっしゃるように、私も祈り願います。 ⁡ . . . #如月蓮 #RENスタグラム」8月18日 17時18分