夏目綾さんのインスタグラム写真 - (夏目綾Instagram)「改めまして、舞台『ハレノヒカンタータ』ご観劇いただいた皆様、本当にありがとうございました！合唱部と神様の夏の物語、どうでしたでしょうか…！皆さんの記憶に少しでも残る作品になっていたら嬉しいです。この作品、ネタバレをしないようにストーリーを紹介するのがなかなか難しくて、事前に「こういうお話だよ！」ってSNSで発信する事があまりできなくて… 悲しいシーンもあるので観に来てくれる方大丈夫かな…？って心配な部分もあったのですが、温かい感想を沢山いただけて安心しました。💝 私も最初台本を読んだ時にすごく衝撃を受けて、読み合わせからの帰り道は「自分にこれがやりきれるのだろうか」という気持ちと「絶対やりきりたい！！！！頑張れ！！！！」の気持ちが戦いまくってました…😂 ですが周りの方の沢山の支えのお陰でなんとか自分なりにやりきる事ができて、この経験ができた事に感謝の気持ちでいっぱいです！そしてここからネタバレも含む内容についてのお話！すっごく個人的な解釈含みますが… 今回明日香という人物について色々考えていく中で、その中の1つにあったのが「明日香の"やり残した事"ってなんだろう」という事でした。ある日突然事故という形で大切なものを全て失った悲しさ、自分では1番大切な人の支えになれなかった無力感、自分を置いていった親に対する甘えの裏返った怒り、孤独感とか絶望感とかたくさんある中で、明日香が最後まで諦められなかったものってなんなんだろう…って考えてました。そして最後のシーン、初音の手を握って一緒に眠りにつくシーンを稽古している時に、あぁこの時やっと明日香はお母さんを受け入れて向き合う事ができたのかなぁと思いました。誰にも言えなかった苦しみをやっと初音に溢して、お母さんへの大好きな気持ちを肯定されて、親友たちを置いていってしまった自分を省みて、苦しみとか怒りとか取っ払ってちゃんとお母さんと向き合う事ができるようになったから、やっとお母さんと同じ場所にいけるようになったのかなと思います。ちなみに、これは超個人の解釈なので誰も気付いてなくて大丈夫なのですが(?)、最後、眠る初音に気付いて隣に座り一緒に眠りにつくシーン、あの時は「明日香としての気持ち半分、初音の娘の代役としての気持ち半分」でやってました…！！明日香と初音はハッピーエンドとは言えないけど、お互いの大切な人との大切な思い出を胸に、少しでも2人の心が晴れてくれたらいいなって思います。どんなに正直に真っ直ぐに生きていても、絶対に逃れられない悲しみは全員に等しくあって、でもそういう時に隣にいてくれたり手を差し伸べたりしてくれる人の存在に気付ける人間でありたいなと思います。大切な人が大切に想ってくれてた自分自身を見失わずに生きていきたい！この2ヶ月弱、改めてそういう事を実感する期間にすることができて、とっても大切な時間だったなと思います！そしてこの物語を皆さんに見届けていただく事ができてとっても幸せ者です。ご観劇くださった皆様、大きな応援をくださった皆様、本当に本当にありがとうございました！！舞台『ハレノヒカンタータ』音チーム佐倉明日香役夏目綾またぱすてるさん出れますように！！！！！🎋 #舞台 #ハレノヒカンタータ #ぱすてるからっと」7月31日 21時18分