小林拓一郎のインスタグラム(kobataku33) - 7月29日 08時38分
長文です。
(お写真はツアー参加者の皆さんからいただきました)
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『Love It, Portland-Oregon』ツアーから帰ってまいりました。
今回も非常に濃く、かつ、充実した日々でした。
あまりにも1日で起こった出来事が多すぎて、情報と感情の処理が追いつかないのは、いつものことです。
しかし、今回は、昨年よりも一層、毎日があっという間に過ぎていきました。
不思議ですね、夏だから10時くらいまで明るく、いつも以上に活動時間が長いはずなのに。
あ、だからか。
朝も早くから、そして、夜もギリギリまで遊び回ってるから、一日を振り返る時間もなく、また次の日を迎えていたからかもしれません。
あと、今回はバスの移動も少なく、バスの中で寝る時間などが無かったのも、そう思える要因の一つかも。
のんびりはしてるんだけど、何かしている。
そんな状態が続くから、それはそれはあっという間に過ぎてしまいますよね。
それだけ充実しておりました。
既にポートランドツアーロスです。
そんな今回のポートランド訪問で一番強く感じたことを。
“How are you?”
と、いつもの挨拶のつもりでレジで買い物や注文をすると、
"Oh, thank you!”
と返ってくることが多かったんです。
通常、この挨拶の後には、
“Not bad”とか、”I’m ok”とか、返ってくるんですが、
そんな返事の前に、”Thank you!”と。
ニュアンスとしては、
「調子はどう?なんて聞いてくれて、ありがとう」
みたいな。
もう少し噛み砕くならば、会話を始めてくれるなんて嬉しいわ、みたいな感覚でしょうか。
これ、きっとパンデミック(コロナ禍)の影響でしょうね。
パンデミック中、僕らはマスクをし、不必要な会話をすることを半ば禁じられたような状態でした。
そうすると、自ずと、見知らぬ人との挨拶も減っていきました。
(元々、日本では見知らぬ人と挨拶はしませんが)
昨年のツアーの時は、こちらから挨拶をしても、無視されたりするケースもありました。
「ああ、パンデミックはこんな風に人を変えてしまったんだ、、」
とちょっと寂しくも感じていたんですが、今年は、逆で、
“Thank you!”
まるで自分もこの会話を待ち望んでいたんだ!と言わんばかりの返答でした。
そして、コロナ禍で働く人の数が激減したってお話は以前もしましたが、どうやらお店にも人は戻り始めています。
そして、戻った人たちは、もちろん生活のためのお金を稼ぐという目的はあるにせよ、
それだけではない、
「なんで自分はコーヒーショップで働いているんだろうか」
と言ったような「働く意義、意味」なんかも考えてるんじゃないかなあって。
コーヒーを淹れるだけじゃない、接客(お客さんとの会話)も含めて仕事を楽しむ姿勢をあの”Thank you!”から感じました。
だから、今回はどこのお店に行っても、ちょっとしたたわいもない会話がとっても楽しかったです。
会話を楽しむ。
人間ってやっぱり、"不要不急"や"無駄"と思われることにこそ、楽しみや価値を見出す生き物なんだなって、
ツアー参加者の皆さんとの会話、現地の人たちとの会話を通じて、いっぱい味わいました。
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2023/7/29