SPURのインスタグラム(spurmagazine) - 7月16日 07時12分
3連休初日、鎌倉山へ出かけました。大船駅からバスに乗り換えて、ふうふう言いながら坂を上り、Ink galleryに辿り着きます。
以前は湘南モノレールでアクセスしましたが、かなりの距離を歩きました。モノレールの駅を頑なに遠ざけたからこその、静かで素敵な雰囲気。
目的は、15日から始まったテッドミューリング展です。
「私のジュエリーは、知性と自信に満ちた人々に支持してもらっています。高額のハンドバッグを持つことで自信をつけるような人たちではなく、自身を理解している女性たちです」
「シンプルでありながら、それ以上のものが宿ることを願ってジュエリーを創っています。アートやデザインの世界では、皮肉めいたファニーなものがスマートだとみなされることがあるけれど、私はシンプルなアイデアと自然のエッセンスを使い、知的な方法で物を作ることは可能だと信じています」
「身につける人を尊重して、イヤリングのほうが目立ちすぎないことも大切。その人に寄り添い、美しさを強める存在として。近くにいたくなるような、さりげないものを創りたいのです」
2019年のSPURのインタビューで、テッドはこんなふうに語りました。
その哲学は、吉村順三設計の建造物でもあるink galleryの静謐な空間で、よりくっきりと際立っています。
テッドミューリング展は7/23までの開催。なお、ink gallery はYAECAが運営しています。 建築家の中村好文さんとともに、YAECAが改修を施して甦らせた吉村建築の美しさにも触れるチャンス。連休中にいかがですか？
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2023/7/16
