長尾麻由さんのインスタグラム写真 - (長尾麻由Instagram)「昨日、城宝匡史の引退リリースが出ました。今までバスケットを通じてたくさんの方々に支えてもらい本当に本当にお世話になりました。選手として18年間、バスケットを始めた小学生の頃からを数えると29年の間、彼はバスケットボールをプレーしてきました。その中でも私が見てきたのはたった14年だけでしたが、本当にバスケが大好きでいつもバスケの事で頭がいっぱいでした。オフに行った最初の海外旅行でジムでトレーニングする時間が欲しいと言われ、せっかく色々計画してスケジュール詰め込んでたのにそこで少しケンカになり、その次の海外旅行からは必ずトレーニングが出来る時間をスケジュールに組込み、海外でバスケの試合を観る！というのもスケジュールに入れて、旅行をしてました。旅行すらもバスケありきな旅でした。今となっては懐かしい思い出です。私が彼の一番尊敬する所はポジティブさです。選手の奥様とかに「旦那さんが試合で落ち込んだ時や機嫌の悪い時はどう接してますか？」と度々聞かれる事がよくありました。でも、試合で負けても、その感情を私にぶつける事や機嫌が悪いまま家に帰ってくる事は一度もはなく、笑いながら「あのプレーのあそこは、あぁすれば良かったー！いけると思ってあのプレーしたんだもん！」などと言ってすぐ試合を見直して、「次はこうしよう！」と言ってすぐ切り替えます。とにかくメンタルが強過ぎて尊敬してます。それと周りからよく言われるのが「アスリートの奥様ってご飯とか大変でしょ？」と言われます。彼は現役を長く続けられるように30歳から食事管理をするようになりました。私は始めはアスリートの食事はよくわからなかったのですが、彼がよく勉強していて希望通りに作ってただけで、食事を作るという事に関しては全然大変ではありませんでした。でも、彼が食事制限を始めた時に、鶏肉の剥がした皮の部分や、彼の分のデザートや残した脂質や糖質の部分をもったいないからと私が全部食べていっきに私が10キロ太った時には「わぁ！大変！」と思いました。笑大変と言えば、とにかく引越しが多すぎました。結婚して富山→新潟→福岡→富山→愛媛→東京の移動でした。引越しの度にそれぞれの土地を知って、たくさんの出会いがあり、お友達、チーム関係者、スポンサーさん、応援してくださる方々、プライベートで出会ったお友達と大切な人達が増えていく事は私達家族にとってとても幸せな事でした。そんな方々に今回の引退で家族の私までたくさんのメッセージを頂きました。もう感謝しきれないほど感謝しています。皆様、本当にありがとうございました。あ、一番大事な事を忘れてました。まだ、引退の現実味がなくて何気なく過ごして来たので、本人に直接お疲れ様を言ってませんでした！長年の選手生活、お疲れ様でした。」6月27日 23時35分