河野真也のインスタグラム(okurahoma_kawano) - 6月13日 21時26分
「サッポロの山、サッポロの木、サッポロの人」
というイベントを企画しました。
去年、道北の中川町に、地元の木と土と人、そして北海道の職人さんと一緒に小屋を建てました。
昔から木でできた家具やうつわが好きで、さらに3年前に林業に興味を持ったところから始まり、小屋づくりへと。
で、林業に興味を持つキッカケとなったのが、ヤマにやさしい林業を行なう「outwoods足立成亮」さんと出会ったことでした。(出会ったというか、ヤマに押し掛けて勝手に会いに行ったんですけど 笑)
大きな機械ではない、小さな機械がギリギリ通れる、やさしいカーブを描いた森林作業道。
山への負担を減らして、なるべく木を残す為にカーブしている。
とても美しい道です。
@shigeakiadachi
で、その足立さんと、なにか楽しいことができたらいいな〜と前から思っていて。それが整ったので、皆さんが参加できる、こんな企画を札幌で行ないます。
「サッポロの山、サッポロの木、サッポロの人」
木を使った家具や道具、うつわや小物。
その木はどこの山で育って、誰がどうやって切ったものなのか?
わからないし、わかろうと思ったことがない。
なんなら、家具職人さんや木工作家さんだって、わからない方が多い。
そうじゃなくてもいいよな〜、と
野菜って、昔はそこまで言わなかったけど、
国産がいい、北海道産がいい、◯◯町産、今では◯◯さんが作ったという情報まで出るようになりました。
食べ物として口にするわけじゃないけど、木も、そういうことがあっていいんじゃないかと。
木こりさん、家具職人さん、木工作家さん、僕と一緒にヤマに入って、製品になる前、ヤマに立っている木を見て、作り手の皆さんがこういうものを作れると提案して、それを欲しいと言う。
とてもシンプルだけど、なかなかできない体験です。
しかも、木を切ってから製材して乾燥して、そこから仕上げて、手元に届くのは1年後くらいかな〜。
遅っ!と思うのか、
自分のカメラや携帯電話で撮った「ニレの木」の写真をたまに見ながら、手元に届くまでの1年をワクワクできるのか。
どこの木であるかということを大切に、モノづくりされている作り手の皆さんにお声掛けしました。
@kounomeimokuten
@woodlink_sapporo_n1e11
@tetsujin
@chiemokushop
量産品と比べたらもちろん高いけれど、“一生もの”。大切に使えば、次の世代へと引き継がれて“一生以上のもの”となります。
もちろん、木目が一つ一つ違うし、大きさなども作り手の方と相談して、正真正銘「自分だけのもの」を作ることができる。
ヤマも、木も、人も、全員、札幌。
「made in sappooro」です。
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2023/6/13