松浦孝亮のインスタグラム(ko_matsuura) - 5月24日 12時00分
最近巷で噂になっているsimdriveさんに行ってきました。
藤井選手と私は30年ものの仲で、常にお互いを意識し合ってこの業界で生きてきました。
そんな彼のチーム、”D’station Racing”さんにメンテナンスをお願いし、昨年は小山美姫選手がFormula Regionalでチャンピオンとなり、今まではライバルであった私達の関係が、今では協力しあう仲になりました。
この春、彼が手掛けたSimulator Laboが東京タワーの目の前にオープンしました。
会員のみしか入ることが許されない超特別なエリアで、無理を言って、藤井選手にお願いし30分だけ中を見させてもらう事を了承してくれました。
日本には沢山のシミュレーターショップがあります。もちろん、グランツーリスモからメーカーが所有する数億円も投資して作ったシミュレーターマシンまで様々です。
しかし、はっきり言います。
ここのシミュレーターは今まで自分がやってきたシミュレーターとは別次元でした。ゲームのような感覚で乗ったらまったくダメ。実車のように走らないと、タイムが出せないのだ!
ゲームの世界ではハンドルを切ったまま踏んで行っても走れるが、このシムではそれが通用しない。ブレーキを踏む位置、蹴力、ラップタイム、全てが実車と同じなのだ。
今日、私がスーパーGTで私乗っているLamborghini Huracan GT3でスーパーGTのタイヤmodを使用し、この設定で出した富士のタイムは1:35.412。
5月に行われたRd.2富士の予選の小暮選手のタイムは1:35.339だったんです。
やっと私も小暮卓史の領域に入ってきました!
まだ実車ほどコンスタントには走れませんが、これほど感覚が実車に似たシムは今までの中で間違いなくベスト。
海外のシムも沢山見てきたが、これぞ!我々が求めていたモノであり、逆に言うと20年前にこの施設があれば私のレース人生は大きく違っていただろうと思う。F1チームまでのモノではないが、イギリスのHitech GPが所有するシムのような走行経験を積める本格的な施設でした。
カートから四輪にステップアップする子にも、これから海外でレースを目指す子にも、このようなシムがある時代に感謝すべき。
そして、それを利用するべきと心から思った束の間の30分でした。
日本に住むジェントルマンドライバーの方々、これからステップアップを目指す若者、”使えるアイテムは全部使え!!”
そして、我々のような人間もこれを使うべきと思ったし、今年からカートチームを立ち上げ、それと何かリンクさせられないかこれから考えていきたいです。
http://simdrive.jp
#simdrive
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2023/5/24