三條場夏海さんのインスタグラム写真 - (三條場夏海Instagram)「. 皆さんはこの働く人達の写真を見てまず最初になにを思いますか？ちょっと一度考えてみて欲しいです☁️ 過酷な労働で可哀想賃金が低いのでは環境も整っていなくて可哀想私はここに来るまでそう思っていました。でも実際にバングラデシュに行って話を直接聞いて目で見て感じたのは全く違う感情です。バングラデシュはどんどん発展が進んでいます。首都のダッカなんかは綺麗な格好、ドレスアップをしたりメンズはジャケットを羽織って忙しそうに電話をするビジネスマンも沢山います。その反面、どんどん貧富差が激しくなり、更にコロナがあったこともあり『働ける』という事が幸せだと感じる人が沢山いるのです。家族を養える、ご飯を食べられる、という事が出来ない方々がいる中で働けるというのは、イコール"生きていける"という事なのです。日本にずっといる私自身の感覚で、工場は暑いし人が多いし可哀想！と思っていた事が本当に恥ずかしくて自分のものさしで何事も判断してしまうのはすっごい勿体なくて世界の見方を狭めているんだと人生で初めて学びました。写真を見ただけの判断で、『過酷な労働辞めさせてあげて』と感じてしまう人の気持ちが私はわかりますが、自分の感覚だけで判断せずその裏や背景をちょっと知るという努力を是非してみて欲しいです。先進国では満足できるほどの生活と共に生きているので、次に物を減らそう！と考えますが発展途上の国では、先進国からの発注が無くなると仕事を失い生きていけなくなります。 SDGSって地球のためには本当に大事な事であって無駄な廃棄は勿論反対ですが必要な物はきちんと作っていくというのもファッションにおいて必要な事なんだなと感じました。バングラデシュ人は、家族が1番大事だそうでご飯もいつも一緒に食べるとのこと。発展途上国は不幸せと決めつけていた自分の器の狭さ、思考力の低さを悔しく思ったし何不自由なく快適に過ごせる日本の中で人との関わりが希薄になっている私たちの方がある意味幸せを失っているのかなとも感じたり。そんな事を考えていたこの日のバスからの景色は夕陽が綺麗で自然と涙が出そうになって抑えたのですが改めてこの投稿を自分の家で書いていて涙が止まらないのは何故でしょうか… まだまだ話したい事はあるのですが今日の投稿はここまでにします。この問題って人それぞれ価値観が違うので正解は無くて、気を悪くしてしまった方がいましたらごめんなさい。でもこれが私が初めてバングラデシュを訪れた感想と気持ちなので少しでも知って頂いて何かを考えるきっかけになったら嬉しいです。長文を読んで下さりありがとうございました🇧🇩 #bangladesh #バングラデシュ」5月21日 21時06分