soarのインスタグラム(soar_world) - 5月10日 21時00分


「産む、産まない―—。自分の身体や年齢、キャリアや経済状況などさまざまな事情が絡み、“産む性”として女性は、その選択肢を選べるようで、選べません。

『産む』ということは奇跡とも言えるような偶然がたまたま重なったようなもの。望まない妊娠もあれば、ようやく授かった命だってある。6組に1組が不妊に悩みながらも、体外受精の成功率は2〜3割とも言われる日本で、どれだけ望んでも『産めない』こともある。これだけ女性が社会のなかで活躍するいま、『産まない』選択肢だって当たり前に考えられる。私の周りにも、作家として作風が変わってしまうから、子育てよりも仕事をしたいから、と産まない選択肢をしている人たちがいます。

女性の人生が『産む』『産まない』で区別されるような、評価されるような、そんな風潮はまだまだ一部に残っています。でも『産む』のなかにも、『産まない』のなかにも、女性ひとりひとりの葛藤や決断があり、それぞれの人生があり、そのふたつの側面だけで括れるようなものじゃない。たとえ同じ立場であっても、すべてを理解することなんてできないし、わかり合うことだって実際には難しい。

『産む・産まない』で女性の人生の価値は決まらない。

私は“産んだ”けれど、親になったからといって立派な人間になったわけではないし、子どもの人生は子どものもので、親のものじゃない。私の周りには産まなくたって、仕事や趣味を通じて自分の人生をたのしみ、輝いている女性たちがいます。そもそも人生の価値のようなものは他人が決めるものではなく、自分で決めるものだ、と私は思います。

産んでも、産まなくても、子育てをしたいと思ったら、特別養子縁組や里親という選択肢もある。産んでも、産まなくても、女性の人生はそれぞれにそれぞれの価値がある。選べなかったことを受け入れて、そこからまた自分で選ぶこともできる。

私自身はいま、0歳児の子育ての真っ最中だけれど、できる限り『お母さんだから』と何かを犠牲にしたり、我慢したりすることなく、仕事を含め自分のやりたいことも全力でやって、自分の人生をたのしみたいと思っています。

私の人生もまた、子どものものじゃないから。そう、私の人生は、誰のものでもなく、私のものだから」


編集ライターの徳瑠里香さんは、生まれつき生理と排卵がない「原発性無月経」です。「産めないかも」しれなかった徳さんが、30歳で「母になる」までの過程と思いを綴っていただきました💐


「『産めないかもしれない』ーー生理と排卵のない原発性無月経を経て、母になった徳瑠里香さんが今思うこと」
https://soar-world.com/2018/08/23/rurikatoku/


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2023/5/10

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