猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 4月27日 20時19分
パリでは〝ただ生きている人〟のみならず、〝ただ運んでいる人〟や、〝ただ嬉しくて踊っている人〟などが、街を闊歩しています。
ちなみに配達事情が日本ほど整ってないため、このくらいの机を自力で運ぶ女の子はザラに見かける。
他者に迷惑をかけない、という当たり前のモラルがあるだけで、あとはなにをしても正解、それがパリ。
こういうフリーダムな風景に出くわすと、東京がなぜ息苦しいのかを自動的に考える。
たとえばこの机を東京のメトロを使ってひとりで運ぼうとしたら
①変な人だと思われるからやめよう。
②混雑時を避けても邪魔だと思われるからやめよう。
③こんなものを持ち込んでも誰も助けてくれないだろうからやめよう。
大抵こんな理由でやめると思う。ところがこれがパリだと、①はもともとないから気にする必要がなく、②の場合はそこまで混んでなければ誰も邪魔だとは思わない(運ぶ人には運ぶ人なりの理由と権利がある、と考える)そして③の場合、ひとりで運んでいれば、誰かかならず助けてくれるからなんとかなる。
そう。特にこの③の理由が、一見大変そうなことを、実はフラッとやりやすくしている。道で転べば、必ず誰かが助けてくれる。誰かにイチャモンつけられたら、近くにいるムッシュが親身になって仲介してくれたりする。
この〝優しさに包まれたなら〟感が、そこにただ存在していることを確かなものにしてくれているのだ。
予定調和でない〝やれば、いけば、なんとかなる〟感こそ、東京にもっとも足りない人間的な余白の部分なのかもしれない。
#猫パリ #ねこしき #猫沢エミのインターナショナル五十路ライフシフト #猫沢エミリーパリへ行く #机を運んでいる人の中には移動時間を使ってその机で仕事している人もいる😂 #みつを共和国🇫🇷 #ちょっとデタラメくらいでちょうどいいと思うんだよなぁ
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2023/4/27