木本武宏さんのインスタグラム写真 - (木本武宏Instagram)「幻冬舎さんより僕たちの学生時代から今に至るまでのことが小説として発売されることになりました。何度も失敗を繰り返しているアホすぎる僕、僕たち、のことを作家の浜口倫太郎さんに何度も何度も話しを聞いてもらい小説にして頂きました。昨年7月末に自宅から一歩も外に出れない状況になった時、日を増すごとに「仕事を続けるのはもう難しいのかもしれない」という思いが強くなって行きました。相方の木下は僕がどうしたいか答えを出すまでずっと寄り添い待ってくれました。そんな僕にでも様々な方から励ましの連絡やメッセージを頂きました。メッセージに目を通したりやりとりをさせて頂くうちに、もう無いに等しかった自分の身体の芯が少しずつほんとに微々たる速度でしたが真っ直ぐになろうとしていることに気付き「やっぱりまたこの仕事がしたい」と思えるようになって行きました。そんな中、千原ジュニアさんから連絡をもらい「飯でもいかへん？」と誘ってくれました。それが普通に外出した最初でした。外の世界といえば大げさかもしれませんが家から出ることに恐怖心が芽生えていた僕にとってその夜があったことはとてつもなく大きかったです。たまには外に出た方がええで、と細かい話しを聞いてくるのでなく、普通に普段の通りに美味しいご飯を食べながらぺちゃくちゃ喋りながらただただ楽しい時間を過ごさせてくれました。別れた後、この『普通の楽しい時間』を絶対に取り戻したいという気持ちがはっきりと芽生えました。だから帯はどうしてもジュニアさんに書いてもらいたくてお願いしました。今、僕は元の場所に戻りたいという気持ちではありません。行き着く場所はその時にならないとわかりませんが、でも普通の日々の最初の一歩は木下とTKOとして大好きなコントをやることです。今考えたらそんな当たり前のことをすっかり忘れていたのだと思います。夢や目標を持って始めたお笑いという仕事。何度も失敗しながらなんとか忙しくなったのに芸能界のダメな方の甘みに溺れていき目標を見失っていく様、、自分への戒めとそして大きな失敗をしたけども前を向いて生きて行くと誓ったその全てを浜口倫太郎さんにとことん聞いて頂き一冊の本となりました。本日よりAmazonにて予約が開始されたので是非読んで頂きたいです。宜しくお願いします。 https://amzn.asia/d/bjc5dW4」4月10日 18時07分