米原康正のインスタグラム(yone69harajuku) - 3月27日 17時03分
ご報告
4月2日有楽町にある阪急MENS東京7階に「+DA.YO.NE.ギャラリー」がオープンします。
少しばかりギャラリー過多な現在の状況でなんで? って聞かれる前に僕はこう答えます。
「本来アートとは宗教にも似た価値観の共有を目的としたものであると思う。
アーティストの作品(価値観)を原理として、
それに共感した人間がその作品の世界観を共有する。
そういう信者を増やす行為こそ僕はアートだと考えるのです。
違うって言われてもすいません僕はそう考えています。
キュレーターという仕事はその原理を伝えるために存在するわけです。
そしてギャラリーはその本殿。
ただし僕がやっているキュレーション、いくぶん癖があって本殿への出入りには非常に厳しい。
癖って何?と思ったらまずこのギャラリーに足をお運びください。
とっておきの原理主義者たちをとり揃えてみなさんに布教活動始めようと思います」
あえて僕が今ギャラリーを開く理由はここにあります。
癖が強いからこそ
作家と受け止める人の組み合わせによっては
あたりなときもそしてハズレの時もある。
その幅は非常に大きい。
だからこそ今まで見たことも感じたこともなかった原理を皆さんに紹介できると
僕は思っています。
そんなギャラリーの柿落としのアーティストが青木京太郎(KYOTARO)。
彼女が鉛筆で描く謎の生き物たちは、
姿を空間に滲ませながら存在を世界から消しているようにも見え、
また
滲ませながら世界と同化しそれを自分のものにしてるようにも見えます。
最初から原理なんか自分で考えた方が良いよっていう
このギャラリーのことまるで無視したかのような作品の数々。
これこそ僕が目指す
多様性的原理主義なのです。
キュレーター 米原康正 2023.3.19
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2023/3/27