JUNNAのインスタグラム(junna) - 3月26日 11時31分


先日、金属洋食器の生産地、新潟県・燕市に1918年創業した山崎金属さんの工場を見学させていただきました🏭

このカトラリー工場見学体験し上質なカトラリーの"心地"は食材の味迄をも変化させ、料理の印象も変える非常に重要な存在である事を目の当たりにしました。

カトラリーの製造はプレスや研磨など、半分は手仕事といえるほど人の手による作業が多く、山崎金属さんが大切にしている「人の目、手、感覚によるモノづくり」その技術は世界的に高く評価されています。

1991年ノーベル賞創設90周年を迎えた年、晩餐会のテ一ブルに並んだ山崎金属さんのカトラリー。欧米での企業活動と真摯なモノづくりが世界に認められた瞬間。

YAMACO/YAMAZAKIのカトラリーには、特有の艶やかでしっとりとした光沢があります。この光沢は約35工程、デザインによっては50以上の工程をかけようやくできるもの。間近で艶が現れる瞬間を息を呑んで見学しました。その艶は見た事の無い強い光を放ち角度を変えると鏡の様に反射して吸い込まれる様な美しさ。
(一般的な廉価品などは約10工程程度)


誠実に、丁寧に、厳しい目を持ったモノづくり。生きること自体を支える食、そしてその食を支える存在。世界基準の厳しいチェック体制で守る安全品質。今回はこのチェック体験もさせていただきました。これがB品判定になるなんて信じられない。と思う様な数分じっくり見て、見て見て僅かに見える微かなキズ...。プロフェッショナルの皆さんは見た瞬間にキズを判別なさっていましたが、私には数分見ても分かるか分からないレベル。

工場見学の終わりに燕三条のイタリアン「Tsubamesanjo Bit」さんにて行われた実食体験。

見映えはもちろんのこと、これだけ丁寧に作られた製品は手に持った感触、口に運んだときの舌触りは格別。

同じ食材を様々なカトラリーで食べ比べ。
こうやってカトラリーを比較した事が無かったので、余りの差に唖然。

ひとつひとつ工場で見せていただいた工程が
こう生きてくるのだ。
あの工程がここに繋がるのだ。

フォークが食材に刺さった瞬間の刺さり心地。
繊細なお野菜などもキズ付けず潰さずにスッと刺さるから口にした時に食材のパワーを感じる。

スプーンは絶妙な口当たり、角度、深さ、口に入れた瞬間に一瞬カトラリーが消えた!食材だけを感じさせ、カトラリーの存在を消す。これは初めての体験で心底驚きました。

ナイフは切れ味の良さは勿論、食材の断面まで美しい。

妥協せず、手間と時間をかけ命を吹き込まれた製品はモノとして価値を越えその存在感を増す。
フィールドは違えどモノづくりに携わる人間として非常に貴重で有難い経験をさせていただきました。

今回気に入ってオーダーさせていただいた
"AQUATIQUE"と言うシリーズのカトラリー。シンプルながら美しく計算された曲線。カトラリーをこんなに愛でたのは初めて。製造工程やその背景を知り魅力が増した山崎金属さんのカトラリー。HPにて今回の工場見学の様子もご覧いただけますのでぜひご覧下さい。

@yamaco_cutlery
#ヤマカト #yamaco #andcproject


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2023/3/26

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