EMILY WEEKさんのインスタグラム写真 - (EMILY WEEKInstagram)「📖公認心理師・伊藤絵美さんに聞く、 女性ならではのストレスとの 上手な付き合い方📖   “女性は何かとストレスが多い...” そう感じることはありませんか?   生理や妊娠・出産、子育て、更年期など、 女性はライフステージの中で 心身が大きく変化します。 社会的にもストレスを感じる場面 も少なくありません。   そんな女性たちの状況を、 臨床心理士の伊藤絵美さんは、 「みんな本当に頑張っている」と労います。   今回は伊藤先生に、ストレスと上手に 付き合っていくためのセルフケア 「コーピング」について教えていただきました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━     EMILY WEEK JOURNAL     Q. 伊藤先生は、女性ならではの ストレスはあると思いますか?   ー 女性の場合、どうしても 女性ホルモンの影響を受けるので、 男性に比べると年齢による心身の変化 がダイナミックですよね。 ストレスというと外的なもの をイメージしがちですが、 そうした自身の体の変化ひとつひとつも、 大きなストレスになります。 ... 体のことだけでなく、日本の社会構造的にも、 女性の方にストレスがかかる場面は 多いように思います。   仕事でも男性と同じように評価されなかったり、 子育てと家事を両立しなきゃいけなかったり。 でも、多くの女性が忙しくて それを大変と感じる余裕もない。 みんな本当に頑張っていて、 えらいなと思いますよ。     Q.ストレスを抱えている方に、まずは どのようなアドバイスをするのでしょうか?   ー 「モニタリング」と言って、 自分を見つめるもう一人の自分の視点 を持つことを勧めます。 今日の体調はどうかな?メンタルの状態はどうかな? と、日々自分を観察することで、 いま自分がどれだけつらいのか、 あるいは幸せか、という「ものさし」を持つ。 これがセルフケアのためにはとても重要です。     Q.「コーピング」について教えてください。   ー 「ストレスに意図的に対処する」 ということですね。 無意識に行う行為ではなく、自分が そのつらさに気づいた上で行う「自分助け」。   逆を言えば、自分を助けるという意図があれば、 どんなことも「コーピング」になり得ます。 ため息をつくだけでもいいし、 空を見上げるだけでもいい。 その行為によって自分がホッとしたり、 癒されたりすればいいんです。   そして、自分なりの「コーピング」 をたくさん持っているほど、 自分をケアする手段をたくさん持っている ということになります。     Q.セルフケアがわからない、行動に移せない という人はどうしたら良いでしょうか?   ー 「セルフケアって何だろう?」 と頭で考えるよりは、小さなコーピングを たくさんやってみて、「ケアする実感」 を持つ方が早い気がします。   女性に限らずですが、 「こんなことでつらいなんて思ったらダメ」 と、自分を否定してしまう人が多いのですが、 そうすると余計につらくなってしまうんですよね。   まずはつらさを認めることが何より大切です。 例えば、子育てをするなかで「産まなきゃよかった」 なんて気持ちになってしまったとき、 「そんなこと考えちゃダメ」ではなくて、 それくらい私はしんどいのだと認める。   自分のしんどさを否定しないこと、 しんどくてもいいのだと 受け止めるようにしてほしいのです。       伊藤絵美(いとう えみ)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士。 洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長。 千葉大学子どものこころの 発達教育研究センター客員教授。 専門は臨床心理学、ストレス心理学、 認知行動療法、スキーマ療法。 大学院在籍時より精神科クリニックにて カウンセラーとして勤務。 2004年より認知行動療法に基づく カウンセリングを提供する専門機関を開設。 カウンセリング歴は30年以上。 主な著書に『つらいと言えない人がマインドフルネス とスキーマ療法をやってみた。』(医学書院)、 『セルフケアの道具箱 ストレスと 上手につきあう100のワーク』(晶文社) などがある。   Twitter:emiemi14     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━   インタビュー全文はBLOGで公開しています。 プロフィールリンクより本日公開のBLOGをご覧ください。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━   staff credit  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 編集・文 / 秦レンナ デザイン / 中森陽子 企画・ディレクション / 柿沼あき子     #EMILYWEEK_JOURNAL     -   #EMILYWEEK #日常を心地よいリズムに #伊藤絵美 #セルフケア #コーピング #セルフケアの道具箱」2月13日 19時00分 - emilyweek

EMILY WEEKのインスタグラム(emilyweek) - 2月13日 19時00分


📖公認心理師・伊藤絵美さんに聞く、
女性ならではのストレスとの
上手な付き合い方📖

“女性は何かとストレスが多い...”
そう感じることはありませんか?

生理や妊娠・出産、子育て、更年期など、
女性はライフステージの中で
心身が大きく変化します。
社会的にもストレスを感じる場面
も少なくありません。

そんな女性たちの状況を、
臨床心理士の伊藤絵美さんは、
「みんな本当に頑張っている」と労います。

今回は伊藤先生に、ストレスと上手に
付き合っていくためのセルフケア
「コーピング」について教えていただきました。

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EMILY WEEK JOURNAL


Q. 伊藤先生は、女性ならではの
ストレスはあると思いますか?

ー 女性の場合、どうしても
女性ホルモンの影響を受けるので、
男性に比べると年齢による心身の変化
がダイナミックですよね。
ストレスというと外的なもの
をイメージしがちですが、
そうした自身の体の変化ひとつひとつも、
大きなストレスになります。
...
体のことだけでなく、日本の社会構造的にも、
女性の方にストレスがかかる場面は
多いように思います。

仕事でも男性と同じように評価されなかったり、
子育てと家事を両立しなきゃいけなかったり。
でも、多くの女性が忙しくて
それを大変と感じる余裕もない。
みんな本当に頑張っていて、
えらいなと思いますよ。


Q.ストレスを抱えている方に、まずは
どのようなアドバイスをするのでしょうか?

ー 「モニタリング」と言って、
自分を見つめるもう一人の自分の視点
を持つことを勧めます。
今日の体調はどうかな?メンタルの状態はどうかな?
と、日々自分を観察することで、
いま自分がどれだけつらいのか、
あるいは幸せか、という「ものさし」を持つ。
これがセルフケアのためにはとても重要です。


Q.「コーピング」について教えてください。

ー 「ストレスに意図的に対処する」
ということですね。
無意識に行う行為ではなく、自分が
そのつらさに気づいた上で行う「自分助け」。

逆を言えば、自分を助けるという意図があれば、
どんなことも「コーピング」になり得ます。
ため息をつくだけでもいいし、
空を見上げるだけでもいい。
その行為によって自分がホッとしたり、
癒されたりすればいいんです。

そして、自分なりの「コーピング」
をたくさん持っているほど、
自分をケアする手段をたくさん持っている
ということになります。


Q.セルフケアがわからない、行動に移せない
という人はどうしたら良いでしょうか?

ー 「セルフケアって何だろう?」
と頭で考えるよりは、小さなコーピングを
たくさんやってみて、「ケアする実感」
を持つ方が早い気がします。

女性に限らずですが、
「こんなことでつらいなんて思ったらダメ」
と、自分を否定してしまう人が多いのですが、
そうすると余計につらくなってしまうんですよね。

まずはつらさを認めることが何より大切です。
例えば、子育てをするなかで「産まなきゃよかった」
なんて気持ちになってしまったとき、
「そんなこと考えちゃダメ」ではなくて、
それくらい私はしんどいのだと認める。

自分のしんどさを否定しないこと、
しんどくてもいいのだと
受け止めるようにしてほしいのです。



伊藤絵美(いとう えみ)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士。
洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長。
千葉大学子どものこころの
発達教育研究センター客員教授。
専門は臨床心理学、ストレス心理学、
認知行動療法、スキーマ療法。
大学院在籍時より精神科クリニックにて
カウンセラーとして勤務。
2004年より認知行動療法に基づく
カウンセリングを提供する専門機関を開設。
カウンセリング歴は30年以上。
主な著書に『つらいと言えない人がマインドフルネス
とスキーマ療法をやってみた。』(医学書院)、
『セルフケアの道具箱 ストレスと
上手につきあう100のワーク』(晶文社)
などがある。

Twitter:emiemi14


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編集・文 / 秦レンナ
デザイン / 中森陽子
企画・ディレクション / 柿沼あき子


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2023/2/13

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