松岡みやびのインスタグラム(miyabi_matsuoka) - 12月25日 21時24分
#ミヤビメソード発表会
#発表会
2022
The miyabimethod school concert on my YouTube!
ご出演の皆様おめでとうございます🌸
グランドハープ部門、今年はこれまでよりレベルが高くなり一年間の成長が素晴らしいとの感想が多く寄せられました✨
ミヤビメソード初の支部教室を秋田県に開校した美香子先生
@mikako.harp
私にとって初めての孫弟子💜が誕生し、支部教室から6名の生徒さんが発表会参加してくださいました👏(おばぁちゃんになりました😂)
美香子先生がグランドハープで演奏したドビュッシー作曲アラベスク。
フランス印象派の作品は、楽譜通りでなくテンポを揺らすrubato(ルバート)と呼ばれる表現をしなければいけません。
rubatoのかけ方は、作曲家の時代と国によって違います。
ドビュッシーはrubatoを少なくして淡々と自然描写をする音楽。
印象派のひとつ前の時代、ショパンやリストに代表されるロマン派は喜怒哀楽をこめてrubatoを多めにかけるドラマチックな音楽。
グランドハープ部門オープニングを飾ってくれた芸大付属高校生の麻里有ちゃん
@maria_harp.1030
が立派な技術で演奏してくれた難曲バッハは、ドイツ・バロック様式の時代なので、テンポを揺らさずリズム感を正確に表現する音楽。メトロノーム練習をしなければいけません。
(ドビュッシーはメトロノーム練習をすると四角四面になるため、メトロノーム使わず揺らぐ練習をします)
美香子先生がクラシック音楽歴史の正統派解釈である印象派の世界観を表現するために
#サイ弾き
で軽やかに洗練された爽やかな表現をしてくださったのに対し…
レバーハープ部門の花良さん
@kayo_akimoto
は同じドビュッシーアラベスクを
#フェアリー弾き
で柔らかな光と影がゆらぐ温かい表現をしてくださいました。
兵庫県の花良さんはハープを使った瞑想会を定期的に開催し、セラピストとして活動なさっているからです。
花良さんは「水の煌めきをイメージして、ココロがキラッとするような一音の広がりを大切に。ハープと共に生活できることの幸せを感謝をこめて弾いた」とおっしゃってくださいました。
私もCD「スリーピングハープ」のドビュッシーアラベスクでは、フェアリー弾きをしていて、rubatoをわざと多めにかけてゆっくりなテンポで弾いているのは、心を整えて眠るためのリラックス音楽だからです。
通常のコンサートでは印象派の時代様式の枠からはみ出ないように、rubato少なめで速いテンポで弾いています。
弦から出た瞬間の立ち上がりの音を聴くためテンポが速く明るい音色になるサイ弾きに対して、
フェアリー弾きは音を鳴らした後の余韻を聴いて、残響を空気にふわっと回しながら浮遊感をつくってゆくためテンポが遅くなります。
このように同じ曲でもコンサート、セラピー、コンクールでは全て弾き方が違うのです。
グランドハープ部門の若菜さん
@wakana_harp
も北海道でセラピストとして活動されていらっしゃるので、一音一音の余韻をゆっくり聴いて味わうフェアリー弾きに癒されますね。
①型の技術が、野菜を切って魚おろして出汁取ってアク取りして米研いで…と手間かけて丁寧に揃えた高級料亭懐石コースの下ごしらえだとするならば(ここまでが大変)
②rubatoは調味料(塩胡椒などのさじ加減)
③演奏スタイルの選択は調理法
例えるなら
サイ弾き🦏蒸す
フェアリー弾き🧚煮込む
ライオン弾き🦁焼く
のような感じ。
④イメージ映像づくりが、盛り付け
となり、この4ステップで初めてプロフェッショナルとして人前で披露できる作品が完成します。
①だけで発表会に臨んでしまうと、素人弾き(未完成の料理)となってしまうため、ミヤビメソードでは②③④の指導も大切にしているのが特徴です。
松岡みやび公式YouTubeからチャプター目次をクリックすると、好きな曲を選んで聴けますので
「この人は◯◯弾きかなぁ〜?こってり味かな?さっぱり味かな?」
という解釈まで分析しながら、作品の時代背景や国とあわせて聴いていただければ、より深く発表会が勉強になりお楽しみいただけると思います🌈
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2022/12/25