野村訓市さんのインスタグラム写真 - (野村訓市Instagram)「いつまでも あると思うな 馴染みの店  そうコウイチさんに言われたのは店を閉めるという電話でだった。  昔、実家のあった吉祥寺から荻窪にある本むら庵でよく蕎麦を食べた。古い、水車が付いてるような店構えで、記憶に強く残っていた。そのうち六本木に支店があるのを知り、金があれば蕎麦を食いに行った。バックパックの旅を止め、年末はやはり年越し蕎麦だ、と大晦日に友達と年越し蕎麦を食べ、酒を飲みながら新年を迎えるようになったのが1999年、以来2022年を迎える去年の大晦日まで、毎年本むら庵で過ごしてきた。人生の半分弱の大晦日を同じ店で過ごしてきたのだ。  本むら庵は2000年代頭にニューヨークでHonmuraan をやっていたコウイチさんが帰国してリニューアルした。ツマミの皿がうんと増え、英語も話す、新しい店には海外から来た友達とも随分行った。つまり、とても思い出深い店で、どこか一生それが続くと思っていた。  続かないのだ。当たり前のように物事には終わりがある。今年からどこで年越しすればいいんだ。頭を抱えながら俺はHonmuraan 最後の蕎麦を食べた。ちゃんと味わえなかったな、色々思い出し過ぎて。みなさんも馴染みの店は大切に。そしていつまた食べれるか分からないのだから、食べるときは毎回最後だと思って味わってください。最後にHonmuraan 長い間ありがとう、ご馳走様でした🙏 #honmuraan」12月11日 12時20分 - kunichi_nomura

野村訓市のインスタグラム(kunichi_nomura) - 12月11日 12時20分


いつまでも
あると思うな
馴染みの店

そうコウイチさんに言われたのは店を閉めるという電話でだった。
 昔、実家のあった吉祥寺から荻窪にある本むら庵でよく蕎麦を食べた。古い、水車が付いてるような店構えで、記憶に強く残っていた。そのうち六本木に支店があるのを知り、金があれば蕎麦を食いに行った。バックパックの旅を止め、年末はやはり年越し蕎麦だ、と大晦日に友達と年越し蕎麦を食べ、酒を飲みながら新年を迎えるようになったのが1999年、以来2022年を迎える去年の大晦日まで、毎年本むら庵で過ごしてきた。人生の半分弱の大晦日を同じ店で過ごしてきたのだ。
 本むら庵は2000年代頭にニューヨークでHonmuraan をやっていたコウイチさんが帰国してリニューアルした。ツマミの皿がうんと増え、英語も話す、新しい店には海外から来た友達とも随分行った。つまり、とても思い出深い店で、どこか一生それが続くと思っていた。
 続かないのだ。当たり前のように物事には終わりがある。今年からどこで年越しすればいいんだ。頭を抱えながら俺はHonmuraan 最後の蕎麦を食べた。ちゃんと味わえなかったな、色々思い出し過ぎて。みなさんも馴染みの店は大切に。そしていつまた食べれるか分からないのだから、食べるときは毎回最後だと思って味わってください。最後にHonmuraan 長い間ありがとう、ご馳走様でした🙏 #honmuraan


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2022/12/11

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