白澤貴子のインスタグラム(takakoshirasawa) - 11月25日 15時44分
Preview of HERMÈS IN THE MAKING in Kyoto
現在京都市京セラ美術館にて開催されている「エルメス・イン・ザ・メイキング」展のレセプションツアーにご招待いただいた先日。
5年半ほど前に表参道ヒルズで行われた手しごとを実演しながら紹介するイベントを更に深掘りし、進化させた今回は、エルメスの職人たちへの敬意が一層強く感じられる一方で、私の大好きな本国の馬術イベント、ソーエルメスを彷彿とさせる愉しさもあり、正直なところレセプションで設けられた時間ではまったく足りないと感じるほど濃い内容。
あっという間のひとときだったのに、あまりにもたくさんの感動とメッセージを受け取り、参加したベテランの編集者たちが口を揃えて「何文字あっても語り尽くせない」と言っていたのがとても印象的だった。
かくいう私もすぐにはまとまりきらず、そばにいる様々な人と言葉を交わしながら自分の心の中に残ったキーワードをひとつひとつ削ぎ落としていき、3日目の昨日、最後に残ったのは「情熱」という言葉。
既に絶えてしまったと思われていたドイツの伝統的な染色技法を世界各国巡って10年もの年月をかけて探し続け、遂にここ日本・京都で発見したその情熱。
馬から車へと移動手段が大きく変わり、経営危機となったエルメスを支えた職人たちと経営者のその情熱。
現状に甘んじず、古いものだけでなく新しい技術や考え方も積極的に取り入れたいと奮闘するその情熱。
職人たちが切磋琢磨しながらより良いモノを作り、そして修理技術も高めたいというその情熱。
こんなにもエルメスに関わる人たちに素晴らしき誇りを感じられるのは、情熱という歴史があり、そしてそれが今もまったく衰えることなく続いているからだと。
情熱はそう簡単に燃やし続けられるものじゃない。
それをするためには勇気がセット。
個人的には、今はそんな気がしてる。
またエルメスの存在のおかげで背筋がピンと伸びた。
こうして肌でスピリットを感じられることに心から感謝。
#本当は他にも紹介したいキーワードがたくさん #依存しないという話 #農業という話 #また別の機会に #herms_et_tahco #エルメスインザメイキング
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2022/11/25