大橋未歩のインスタグラム(o_solemiho815) - 9月26日 13時46分
写真は福島第一原発がある福島県双葉町の様子です。9月21日に行ってきました。
先月、2022年8月30日
11年5か月ぶりに帰還困難区域の一部
特定復興再生拠点区域(復興拠点)の
避難指示が解除されました。
復興拠点とは、
先行的に除染作業やインフラ整備を行い「人が住む」ことを目指した場所です。
人の気配が途絶えていた場所に満ちる植物。住むにはまず植物の除去から。駅の休憩スペースでは除草剤が配布されていました。
町を歩くと聞こえるのは虫の鳴き声と工事の音です。
「ひなんばしょ」と書かれた案内板。
診療所などはまだなく
(来年2月開所予定)
スーパーやコンビニはありません。
やってくるのは水素カーの移動販売車。
調味料から日用品まで、各種カードで購入できます。
駅前から6号線を越えて県道254線に沿って海岸線近くまで25分ほど歩くと、左手に「原子力災害伝承館」が見えてきます。駅からシャトルバス運行大人200円子供100円。
様々な展示物とともに語り部の方が1日4回お話をしています。
私が行った時は、南相馬で生まれ双葉町で働いていた建築士の方が話してくださいました。
話の冒頭
「ここで作られた電力は関東圏に送られていました。
原発のおかげで雇用も生まれたし
出稼ぎにも出なくて良くなった。でも
安全神話だったんですね。こんな理不尽な仕打ちあるかという経験をたくさんしました。」
3階の屋上から目を凝らすと
積み上がっている黒い円柱の袋が見えます。
中間貯蔵施設(除染によって発生した土壌や廃棄物を貯蔵する)です。
最終ではなくて「中間」貯蔵施設、
最終処分は県外とだけ決まっています。
語り部の方が力を込めておっしゃいました。
「他人事ではない、原発のことを知ってください」
宿泊は原子力災害伝承館の向かい側にあるビジネスホテルARMを利用しました。町内唯一の宿泊施設。多くの建設作業員の方々が泊まっていました。
帰りに双葉駅で。
「双葉と言えば海っていうくらい
海水浴場が賑わってたんですよ。
全国の海水浴場100選にも選ばれて。
いつか海で何かイベントできたらいいねって話してます。秋頃、駅の西側に住宅地が出来る予定なのでまた見に来てくださいね」
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2022/9/26