及川奈央さんのインスタグラム写真 - (及川奈央Instagram)「先日、 #なっちゃんとともに大切な友人 #さっちゃんに逢いに行ってきました。逢ってすぐに涙がこみあげました。変わらない元気な笑顔のさっちゃんに、ようやく、再会できました。昨年夏の終わり。さっちゃんは二人目を妊娠中、ご家族でコロナに感染してしまいました。そこからの彼女の時間はあまりにも壮絶でした。さっちゃんは妊娠糖尿病を患っていた為に、物凄いスピードで重篤化してしまいました。入院。 ICUに入ってからの時間。私達のグループLINEへの連絡、既読がつかない時間。人工心肺装置ECMOを使って、意識のない中、緊急帝王切開で出産。必ず戻ってくると、心から信じよう！と私達は決めました。泣いたら戻ってこない気がして。泣かずに、絶対に大丈夫だと強く信じて待つと決めました。さっちゃんが目覚めたときに笑えるようにとグループLINEはくだらないLINEを交えたエールを送り続けました。さっちゃんも、小さな小さな赤ちゃんも一生懸命生きようと闘っているから。私達はただただ信じて、毎日祈り待ちました。そして、さっちゃんは、さすがです。強い生命力で、大きな奇跡を起こしてくれました。さっちゃん、おかえりなさい。生きていてくれてありがとう！！と、皆泣きながらボイスメッセージを送り合いました。私たちも久しぶりにちゃんと呼吸ができた気がしました。小さな赤ちゃんも、そんなさっちゃんに応えるように健康に育ち、今ではもうこんなに大きくなっていて。久しぶりに会った長男くんも、しっかりと頼もしいお兄ちゃんになっていました。さっちゃんは、本当にギリギリの状態まで経験して少しでもコロナの恐ろしさや感染しない事がどれだけ大事なのかを知って欲しい、とインスタに載せてもらって全然大丈夫だと言ってくれました。さっちゃんの経験はとても計り知れなくて。呼吸がどんどん出来なくなっていく怖さだったり夢なのか現実なのか分からない感覚だったりその壮絶な10日間で体験した話を、私たちに伝えてくれました。家族のため、新しい命のため、母として必ず生きようと闘ったさっちゃん。 2人の命が起こした奇跡。そしてそこからの物凄い回復力。リハビリも本当に大変だったと思います。今も尚、得体の知れないウイルスと闘い続けてくださっている医療従事者の方々には本当に感謝してもしきれません。数々の悲しみを経験されてきた医療従事者の方々にとっても、さっちゃん親子は何よりもの希望だとおっしゃっていました。コロナの恐ろしさを、もう一度、考えなければいけないと改めて思いました。家族や大切な人達が健康に生きていてくれていることは、当たり前ではないということ。大切な人を守るために、悲しみが生まれないように、自分達が出来ることをひとつひとつ意識して行動しなければと、改めて思います。拙い文章でしたが、長々と読んでくださりありがとうございました。一人でも多くの方に生命の尊さが伝わりますように。 P.S 絶品さっちゃんカレー！！最高でした♡」7月18日 11時02分