福王寺彩野さんのインスタグラム動画 - (福王寺彩野Instagram)「40年以上前から父の日本画の製作を手伝っていた母。 @filrouge_akemi 何度かインスタには書いたけど日本画の絵具は天然石を砕いた粉で出来ています。水晶末や金箔も使います。そういったアートの世界とファッション、そしてジュエリーを融合させて25年前、AHKAHを立ち上げた母が、数年前から独自の世界観でクリスタル（水晶）や天然石でオリジナルアートを創っています。今や流行のようになってしまっている、天然石やスピリチュアルの世界ですが、母は本当に古くからそれを伝えようとしてきました。 15年程前のAHKAHジュエルレメディの世界観も（当時はあまり理解されていなかったけれど）、日本画とジュエリーの見事な調和を実現していて素晴らしかったし、わたしはいつもそれをそばで見ていて、尊敬し誇りに思っていました。 AHKAHのようなプチジュエリーも今は一般的になってしまったけど、当時は本当にどこにもなかった。ママのクリスタルアートの世界観も唯一無二だと思っているけどこれから増えていくのかな😂 いつだって追いかけられる世の中。私自身も20年前、tinkpinkというブランドを立ち上げて、今はもうそれを覚えている人の方が少ないかもしれないけれど、そのブリンブリンのジュエリーや、それを作るきっかけになった母の言葉やエピソードまで、コピペのように真似されたことがあります🤣 落ち込んだし悔しかったけど、真似する方の出し方が上手かったり有名だったりすると、元祖が霞むこともあるw 何度も悔しい思いをして、私はもうそれに疲れ、自分自身はクリエイションから離れてしまいました。でも母は何度でも立ち上がって、今もなお魂を込めて作品を作り続けています。こないだも母と一緒に昔のAHKAHや神南本店の映像を見ていて、 "永遠に可愛いお店だね。どこにもないよね。 100年経ってからみてもきっと良いと思えるだろうし、きっと可愛いと思う。それが"ホンモノ"ってことなんだろうね。一時代だったよね… 素敵な時代を過ごせた仲間たちがいてよかったし、、すごく大切な宝もの。だからこそ、ママは頑張って、魂こめて、美術家福王寺朱美として、 100年残るようなART作品を創る。ファウンダーとして、これで本当によかったんだ、、という生き方を絶対に残したい。だから、頑張る。あの福王寺朱美が AHKAHのファウンダーなんですよ、と皆に誇ってもらえるようになりたい。そのためにママは命かけてもまだ頑張る。諦めてない。" と言っていて（勝手に書き起こして載せてごめんねママw）、ああ、我が母ながらこの人は本当に凄いなと。笑思いました。一生かかっても私は母みたいにはなれないし、父や祖父のような素晴らしい絵描きにもなれないけど、私も、私が生きてきた証を、いつか残せたらなと思います。めっちゃくちゃ長くなりましたが🤣 母の魂を込めた作品作りのため、今週予定していた @akemifukuoji ギャラリーの新インスタレーションは少し延期になるみたいです。（これが言いたかったw）皆さま開廊した際には、是非観にいらしてくださいね！ ※ちなみにこちらの映像は、去年の6月に、母が長年作ってきた作品たちをお披露目した展覧会の時のものです。」7月4日 10時55分