「しっかり仕上げられた実感がある」 ✅ライブ配信で応援よろしくお願いします📣 ✅https://jaaf.or.jp/jch/105/combined-events/ #東京への最終章 #誇りをまとうために #JAAF #陸上 第105回日本陸上競技選手権大会・混成競技は6月12~13日、東京オリンピックの代表選手選考競技会を兼ねて開催されますが、その前日会見が6月11日夕刻、長野市内のホテルで行われました。会見には、前回覇者で男子十種競技に出場する中村明彦選手(スズキ)、女子七種競技でこの大会を3連覇中で、5月には5975点の日本新記録を樹立している山﨑有紀選手(スズキ)、前回2位で今季日本歴代6位の5633点まで記録を伸ばしてきている大玉華鈴選手(日本体育大学)の3名が出席。大会に向けての抱負を述べました。 以下、各選手のコメント(要旨)をご紹介します。 「東京オリンピックに向けた最終の試合ということで、個人的にはしっかりと仕上げてきたし、今日の最終調整でも実感することができている。(オリンピック出場は)現実的な確率では、かなり低いものになってしまうが、まずは自分の力をしっかり発揮してパフォーマンスに繋げて、数字(得点)を稼ぎたい。そして、最終的にいい結果、いい記録、いい順位を取って、それがオリンピックに繋がったら最高だなと思っている。少しでもそこへ近づける2日間にしたい。 今年の冬は、「スピード型からオールラウンダーへ」というテーマでトレーニングをしてきた。その成果が、鹿児島(鹿児島県記録会;5月2~3日 ※グランプリシリーズポイント対象大会として開催)で出た。砲丸投・円盤投をハイアベレージでまとめることができているので、そこ(これらの投てき種目)で、さらに高いところにまとめられるか、一発自己ベストを出せるかということがポイントになる。あとは、鹿児島の走高跳で足首を痛めてしまったのだが、その影響が残っているので、(1日目の)走高跳をうまくこなしつつ、(1日目の最終種目となる)400mをきちんと走りきって、2日目に繋げるというところが大きなポイントになってくるかなと思っている。 昨シーズンが終わった段階では、今季はオリンピックに向けて、8350点(の参加標準記録)を目指すのは現実的ではないということで、ターゲットナンバーの24を目指していくことにした。そして、5月のアジア選手権と6月の日本選手権で8000点以上を取って、ターゲットナンバーに近づけていくことを計画として掲げていた。しかし、アジア選手権が(新型コロナウイルス感染拡大の影響で)中止になってしまったので、ターゲットナンバーに届くかどうかは厳しいところにある。ただ、「背伸びして8200点」というよりも、「現実的な8000点」をしっかり取っていくほうが自分らしいかなと思うので、ステップアップ、ジャンプアップした目標を目指すのではなく、きちんと8000点を取りにいき、取りきりたいというのが本心である。 今回、右代(啓祐)さんはスペインに行かれた(※ワールドランキングで、より高いポイントを獲得するために、日本選手権と同日程で開催されるスペインの国際競技会への出場を選択した)が、僕のやることは変わらない。右代さんがいてもいなくても、8000点以上を目指して、なるべく高い順位を取るというのが僕に課せられたこと。きちんとそこにフォーカスして戦っていきたい。 長野での日本選手権は、1回目の開催(2012年)が、僕自身の日本選手権出場1回目だったと思う。たくさんの思い出があり、各ステージで戦わせてもらった試合で、本当に「アスリートファースト」という言葉がしっくりくる、日本で一番の競技会だと思っている。長野開催は今年が最後ということで、10年分の感謝をこめて、成長した姿といい記録を持って、長野から帰れるように頑張りたい」 文:児玉育美(JAAFメディアチーム)

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日本陸上競技連盟のインスタグラム(jaaf_official) - 6月12日 00時02分


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#東京への最終章
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第105回日本陸上競技選手権大会・混成競技は6月12~13日、東京オリンピックの代表選手選考競技会を兼ねて開催されますが、その前日会見が6月11日夕刻、長野市内のホテルで行われました。会見には、前回覇者で男子十種競技に出場する中村明彦選手(スズキ)、女子七種競技でこの大会を3連覇中で、5月には5975点の日本新記録を樹立している山﨑有紀選手(スズキ)、前回2位で今季日本歴代6位の5633点まで記録を伸ばしてきている大玉華鈴選手(日本体育大学)の3名が出席。大会に向けての抱負を述べました。
以下、各選手のコメント(要旨)をご紹介します。

「東京オリンピックに向けた最終の試合ということで、個人的にはしっかりと仕上げてきたし、今日の最終調整でも実感することができている。(オリンピック出場は)現実的な確率では、かなり低いものになってしまうが、まずは自分の力をしっかり発揮してパフォーマンスに繋げて、数字(得点)を稼ぎたい。そして、最終的にいい結果、いい記録、いい順位を取って、それがオリンピックに繋がったら最高だなと思っている。少しでもそこへ近づける2日間にしたい。
今年の冬は、「スピード型からオールラウンダーへ」というテーマでトレーニングをしてきた。その成果が、鹿児島(鹿児島県記録会;5月2~3日 ※グランプリシリーズポイント対象大会として開催)で出た。砲丸投・円盤投をハイアベレージでまとめることができているので、そこ(これらの投てき種目)で、さらに高いところにまとめられるか、一発自己ベストを出せるかということがポイントになる。あとは、鹿児島の走高跳で足首を痛めてしまったのだが、その影響が残っているので、(1日目の)走高跳をうまくこなしつつ、(1日目の最終種目となる)400mをきちんと走りきって、2日目に繋げるというところが大きなポイントになってくるかなと思っている。
昨シーズンが終わった段階では、今季はオリンピックに向けて、8350点(の参加標準記録)を目指すのは現実的ではないということで、ターゲットナンバーの24を目指していくことにした。そして、5月のアジア選手権と6月の日本選手権で8000点以上を取って、ターゲットナンバーに近づけていくことを計画として掲げていた。しかし、アジア選手権が(新型コロナウイルス感染拡大の影響で)中止になってしまったので、ターゲットナンバーに届くかどうかは厳しいところにある。ただ、「背伸びして8200点」というよりも、「現実的な8000点」をしっかり取っていくほうが自分らしいかなと思うので、ステップアップ、ジャンプアップした目標を目指すのではなく、きちんと8000点を取りにいき、取りきりたいというのが本心である。
今回、右代(啓祐)さんはスペインに行かれた(※ワールドランキングで、より高いポイントを獲得するために、日本選手権と同日程で開催されるスペインの国際競技会への出場を選択した)が、僕のやることは変わらない。右代さんがいてもいなくても、8000点以上を目指して、なるべく高い順位を取るというのが僕に課せられたこと。きちんとそこにフォーカスして戦っていきたい。
長野での日本選手権は、1回目の開催(2012年)が、僕自身の日本選手権出場1回目だったと思う。たくさんの思い出があり、各ステージで戦わせてもらった試合で、本当に「アスリートファースト」という言葉がしっくりくる、日本で一番の競技会だと思っている。長野開催は今年が最後ということで、10年分の感謝をこめて、成長した姿といい記録を持って、長野から帰れるように頑張りたい」

文:児玉育美(JAAFメディアチーム)


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2021/6/12

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