井上聡のインスタグラム(_ino__) - 5月16日 17時01分

「ですよ。」が舞台の裏で

「あ〜い、とぅいまて〜〜〜ん！！」

の練習をしていた。
彼は芸歴20年になるのだが、散々やってきた自分のギャグを黙々と練習しているこの光景は筆者には凄く衝撃的だった。
いったいなぜ、短いフレーズのこのギャグの練習が必要なのか？
とても気になったので彼から話を聞いてみたところ、このギャグを一年目からやり始めて未だに満足のいく
「とぅいまてん」
を表現できていないのだと言う。

目標は「とぅいまてん」のさきにある向こう側の景色を見たいのだと彼は言う。

そのために一日に28回以上、年間で1万回になるように毎日欠かすことなく練習を続けているらしい。

そして、「右だけだと身体のバランスが悪くなるので時折り左も混ぜながら行うのが非常に重要なんです」

そう言ったあと彼は再びかべに向かって練習を再開した。

話を聞いてみて、単純なものほど奥深く、追究するほど道は遠くなるのだと思った。

そして「とぅいまてん」の向こう側について、はじめはまったく言ってる意味がわからなかったのだが、筆者なりに考察してみた。近年、何かにつけて謝罪をするという風潮だが、彼の言う向こう側とは「とぅいまてん」と言わずに済む世界、または必要としない時代の到来を追い求めているのではないだろうか？
それと同時に自ら生み出した「とぅいまてん」を自ら土に還そうとする行為はまさに自然の法則なのではないだろうか。

#いや考えすぎだろ
#これ練習いる！？
#左手でやってもらった時に手を壁にぶつけてた
#距離感掴んでないやん！
#100点満点のつぅいまてんができるまで続けると言っていたが試しに50点のやつをやってもらい比べてみたがまったく一緒だった
#とはいえ毎日大したもんだな
#俺もいつか向こう側を見せてもらいたいな
#プロ謝罪師
#ですよ。

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