Nyankichi Noranekoのインスタグラム(noraneko_nyankichi) - 3月1日 12時53分

【ニャン吉の明治日本の産業革命遺産への旅 第六弾！長崎エリア】
今回は、歴史とロマンあふれるエキゾチックな長崎エリアをご案内しますにゃり!

日本が鎖国をしている間、出島をとおして西洋の医学、科学、技術をいち早く取り入れてきた長崎。
どの藩にも属さず・・・
貿易の利益の独占とキリシタンの監視のために、徳川幕府の直轄領とされていました。

オランダ・中国との貿易は長崎だけで行われていたので、国際貿易都市としてどんどん発展していきます。
町のみなさんは自治組織を形成して行政の実施を行うなど、独特な都市をつくりました。

1853年のペリー来航以来、イギリス・フランス・ロシアなどが琉球（沖縄県）や浦賀（神奈川県）、長崎に来航し、通商を求める事件がつぎつぎと起こり・・・
外国人を入れてはならないと主張する攘夷論と、時代に合わせて開国しようとする開国論とに分かれ、世の中が騒然としてきました。

「外国の脅威から日本を守る」という強い思いが、近代化の原動力となり・・・
幕末期の長崎のみなさんは、造船技術、炭鉱などの施設を造り、日本の近代化の基礎を築く役割を果たしたのであります！

そんな長崎で、最初にぼくがお邪魔したのは・・・
① 西洋との橋渡し役の自宅兼事務所 旧グラバー住宅（きゅうぐらばーじゅうたく）

「旧グラバー住宅」を建てたトーマス・ブレーク・グラバーさんとは・・・
スコットランド人の貿易商で、明治日本の産業革命に貢献し、小菅修船場跡、高島炭坑などの設立や建設にかかわった人にゃり。

西洋の最新技術を持ち込み・・・
サムライが、刀を捨てて技術者に変身する契機をつくった人。
そのおかげで、日本はわずか半世紀で世界有数の近代産業国家に変身しました。

国禁を犯して、長州ファイブや五代友厚が率いる薩摩藩士19人の渡英を手助けしたらしいにゃり。

ちょっと謎めいた人にゃりね。

1863年に建てられた旧グラバー住宅は、特徴あるコロニアル風の大型窓、レンガ製煙突、扇型屋根の木造L字型バンガロー。
現存する最古の洋風木造建築であり、最初の和洋折衷建築といわれているにゃりよ。

※特別な許可を得て撮影しています。

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