高嶋ちさ子のインスタグラム(chisakotakashima) - 3月1日 11時30分

土曜日は岡山シンフォニーホールにてコンサートでした。
今年はコロナ禍と言うこともあり、感動より笑いを取りにいっているのですが、どうやら成功しているような反応頂きました。

終演後大分に移動して、翌朝、別府の「太陽の家ミュージアム」にお邪魔して来ました。前からきたかったのですが、やっと来れました！
なんと夫のお兄ちゃんが
Sony 太陽株式会社の社長さんなんです〜！！自慢させてください。
今回は自粛期間中でしたが、万全の体制の中見学させてくださいました。
私の隣が義兄で、横の方が社会福祉法人太陽の家の山下達夫理事長さんです。そして後ろで立っている方が、ソニー・太陽の玉地剛取締役さんです
見学中短い時間でしたが、目から何回も鱗が落ちました

私の周りには知的障がいの子は多いけど、身体障がいの方はあまり多くなかったので、障がいがあっても、色々な工夫をして、(その工夫が素晴らしかった)精巧な製品を作り上げていくと言う工程も、DVDで見せて頂きました。
普段我々ミュージシャンが必ずレコーディング使うヘッドフォンやマイクも、ここで一人の方がゼロから組み立てて行くそうです。お世話になってます

ここには車椅子体験や、車椅子でのバスケットボール、マラソンなど色んな体験をさせてくれます。

小学生の頃って必ず工場見学してたけど、ここに来たら、工場見学＋障がい者の方の日々の工夫も理解する事が出来て、みんな一緒に生きていく上で、良いヒントをもらえると思います。
太陽の家の影響もあり、なんと大分県は日本一バリアフリーな県だそうです。これは世界に誇れますね！

今は大手の企業さんも沢山の障がい者の雇用をしていますが、1965年と言う50年以上前にこの場所を設立した中村裕先生という方は本当に素晴らしいと思いました。
その考えに賛同した、オムロン　SONY HONDA 三菱商事　デンソー　さんもさすがだなと思いました

「チャリティーよりチャンスを！」この理念は、私の母の考えと一緒です。
姉が障がいがあるからと言って、可哀想可哀想と言う祖母に向かって「社会に出たらそんな事誰も言ってくれないから、なるべく早く自分の力で生きられるようにしないといけない」

母はSONYの井深さんを尊敬していたので、ここで
また繋がった気がします。

私が若かったら起業して、大企業に成長させて、サイドビジネスで障がいを持った子が働くレストラン作って、「注文通りには出て来ませんがよろしいでしょうか？」ってメニューに書いて、どんなもんが出てくるかワクワクするレストランが作りたいです。
そしてみんな同じ場所に戻って安心して寝泊まり出来る場所を作りたい。
夢だね〜。

男だ女だって差別だ区別だっていってる場合じゃない気がする。聞いとんのか「おい」

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