阿部晋也さんのインスタグラム写真 - (阿部晋也Instagram)「稚内から札幌に戻りました。 久しぶりに出社して野々村社長や三上GMにも直接優勝報告をすることが出来ました。 応援していただいた皆さん、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!!  ここで皆さんにお知らせしたいことがあります。  僕は2019年の夏に潰瘍性大腸炎と診断され、治療を受けていましたが、実は昨年の春に病状が悪化してしまい、薬による治療を断念し、大腸全摘手術を受けました。  昨年の3月上旬に再入院してから、使用可能な薬はほとんど使ってもらったと言っていいくらい色々な薬を試しましたが、病状は悪化する一方で、どんどん体力も落ちていき、もうこれ以上の増悪は緊急手術になる可能性があるというところまで来てしまい、大腸全摘手術を受けることを決断しました。 その後、4月下旬に一度目の手術を受け、それから8月までに計三度の手術を受けました。  そして一度目の手術後の検査で、血小板の大幅な減少が見られ、精密検査を受けた結果、特発性血小板減少性紫斑病と診断されました。 この病気は、簡単に言うと血小板の数が減少し出血しやすく、血が止まりにくくなってしまう病気で、こちらも潰瘍性大腸炎同様、国の指定難病となっている病気です。 実際に僕の身体にも身に覚えのない紫斑や口の中に血豆が出来たり、調子が悪い時は一日中倦怠感が強く、朝起きてすぐに疲労感を感じたりといった症状がありました。  潰瘍性大腸炎の治療途中に特発性血小板減少性紫斑病を発症してしまったせいで予定手術が行えず、第二期以降の手術スケジュールが白紙になってしまったのですが、幸運にもこちらは薬物療法が思った以上に上手く進み、血小板の数値が手術を行える基準まで回復したため、7月に二度目の手術を受け、8月に最後の手術を受けて退院することが出来ました。  なんでこんな目に…と、思ってしまう日も勿論ありましたが、もう一度リンクに上がってチームメイトとプレーする、世界の舞台で戦うという目標をモチベーションに、入院中も退院後のリハビリの日々もポジティブに過ごせました。  正直、一時期は人工肛門を造設していた事もあり、最初の内は今まで通りの生活を取り戻すことすら難しく感じていたので、8月の時点ではどこまで出来るのか全くわからない状態でした。 でも、待っていてくれる仲間がいて、コンサドーレファミリーの皆さんや応援してくれる沢山の方々がいて、支えてくれるクラブがあって、どんな時も一緒に過ごしてくれる家族がいるだけで、もう一度諦めずに復帰を目指す理由には十分でした。  以降は、多くの方々のサポートのおかげでリハビリやトレーニングに専念することができ、本当に自分でも信じられないくらいの速さで身体機能は回復に向かい、今回の日本選手権に間に合わせることができました。  今まで皆さんに事実を伝えるタイミングをなかなか見つけられず、また世界のトップを目指している競技者である以上、リハビリやトレーニングの途中で、病気を「できない」言い訳にだけは絶対にしたくなかったので、どんな結果になろうとも日本選手権が終わってから皆さんに伝えようと思っていました。  大変長くなってしまいましたが、日本選手権をご覧いただいた通り、僕は今のところ元気です。 チームメイトに頼る部分は大きいですが、十分プレー出来るレベルにも戻って来ることができました。 しかし、まだ最後の手術から半年しか経っていませんし、特発性血小板減少性紫斑病も今後どうなっていくかわかりません。少しでも長く良い状態でいられるよう、今出来ることをしっかりやっていこうと思っています。  久しぶりの真剣勝負の舞台はとても刺激的で楽しかったですが、やはり疲れました。笑 対戦相手のみんな、気合の入った試合をしてくれて本当にありがとう。 今は少しだけ休ませてもらって、また世界選手権に向かって行きたいと思います。 引き続きチームの応援、よろしくお願いします!  最後に、本来なら直接お礼を伝えたいのですが、コロナ禍ということもありますので、この場を借りて病院でお世話になった方々にお礼を言わせてください。  最後まで投薬治療の可能性を示しながらしっかりと事実を伝えてくれた消化器内科の主治医・医師の皆さん、大変長い間お世話になった病棟看護師の皆さん、コロナ禍で手術を行う事自体大変なのに、しっかりスケジュールを組んで執刀してくれた外科の主治医・医師の皆さん、手術室の皆さん、手術後に移動した外科病棟の看護師の皆さん、動けない僕の身の回りのお世話をしてくれた看護助手の皆さん、異常が見つかった時すぐに精密検査を行ってくれた血液内科の医師、その後治療を引き継いでくれた医師の皆さん、本当にありがとうございました。 皆さんのおかげで競技者としての道を閉ざさずに生きることができています。 一生治療は続きますし、今後もお世話になることとは思いますが、今はもっともっと活躍出来るように頑張ります!!!」2月20日 21時09分 - shinyabe106

阿部晋也のインスタグラム(shinyabe106) - 2月20日 21時09分


稚内から札幌に戻りました。
久しぶりに出社して野々村社長や三上GMにも直接優勝報告をすることが出来ました。
応援していただいた皆さん、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!!

ここで皆さんにお知らせしたいことがあります。

僕は2019年の夏に潰瘍性大腸炎と診断され、治療を受けていましたが、実は昨年の春に病状が悪化してしまい、薬による治療を断念し、大腸全摘手術を受けました。

昨年の3月上旬に再入院してから、使用可能な薬はほとんど使ってもらったと言っていいくらい色々な薬を試しましたが、病状は悪化する一方で、どんどん体力も落ちていき、もうこれ以上の増悪は緊急手術になる可能性があるというところまで来てしまい、大腸全摘手術を受けることを決断しました。
その後、4月下旬に一度目の手術を受け、それから8月までに計三度の手術を受けました。

そして一度目の手術後の検査で、血小板の大幅な減少が見られ、精密検査を受けた結果、特発性血小板減少性紫斑病と診断されました。
この病気は、簡単に言うと血小板の数が減少し出血しやすく、血が止まりにくくなってしまう病気で、こちらも潰瘍性大腸炎同様、国の指定難病となっている病気です。
実際に僕の身体にも身に覚えのない紫斑や口の中に血豆が出来たり、調子が悪い時は一日中倦怠感が強く、朝起きてすぐに疲労感を感じたりといった症状がありました。

潰瘍性大腸炎の治療途中に特発性血小板減少性紫斑病を発症してしまったせいで予定手術が行えず、第二期以降の手術スケジュールが白紙になってしまったのですが、幸運にもこちらは薬物療法が思った以上に上手く進み、血小板の数値が手術を行える基準まで回復したため、7月に二度目の手術を受け、8月に最後の手術を受けて退院することが出来ました。

なんでこんな目に…と、思ってしまう日も勿論ありましたが、もう一度リンクに上がってチームメイトとプレーする、世界の舞台で戦うという目標をモチベーションに、入院中も退院後のリハビリの日々もポジティブに過ごせました。

正直、一時期は人工肛門を造設していた事もあり、最初の内は今まで通りの生活を取り戻すことすら難しく感じていたので、8月の時点ではどこまで出来るのか全くわからない状態でした。
でも、待っていてくれる仲間がいて、コンサドーレファミリーの皆さんや応援してくれる沢山の方々がいて、支えてくれるクラブがあって、どんな時も一緒に過ごしてくれる家族がいるだけで、もう一度諦めずに復帰を目指す理由には十分でした。

以降は、多くの方々のサポートのおかげでリハビリやトレーニングに専念することができ、本当に自分でも信じられないくらいの速さで身体機能は回復に向かい、今回の日本選手権に間に合わせることができました。

今まで皆さんに事実を伝えるタイミングをなかなか見つけられず、また世界のトップを目指している競技者である以上、リハビリやトレーニングの途中で、病気を「できない」言い訳にだけは絶対にしたくなかったので、どんな結果になろうとも日本選手権が終わってから皆さんに伝えようと思っていました。

大変長くなってしまいましたが、日本選手権をご覧いただいた通り、僕は今のところ元気です。
チームメイトに頼る部分は大きいですが、十分プレー出来るレベルにも戻って来ることができました。
しかし、まだ最後の手術から半年しか経っていませんし、特発性血小板減少性紫斑病も今後どうなっていくかわかりません。少しでも長く良い状態でいられるよう、今出来ることをしっかりやっていこうと思っています。

久しぶりの真剣勝負の舞台はとても刺激的で楽しかったですが、やはり疲れました。笑
対戦相手のみんな、気合の入った試合をしてくれて本当にありがとう。
今は少しだけ休ませてもらって、また世界選手権に向かって行きたいと思います。
引き続きチームの応援、よろしくお願いします!

最後に、本来なら直接お礼を伝えたいのですが、コロナ禍ということもありますので、この場を借りて病院でお世話になった方々にお礼を言わせてください。

最後まで投薬治療の可能性を示しながらしっかりと事実を伝えてくれた消化器内科の主治医・医師の皆さん、大変長い間お世話になった病棟看護師の皆さん、コロナ禍で手術を行う事自体大変なのに、しっかりスケジュールを組んで執刀してくれた外科の主治医・医師の皆さん、手術室の皆さん、手術後に移動した外科病棟の看護師の皆さん、動けない僕の身の回りのお世話をしてくれた看護助手の皆さん、異常が見つかった時すぐに精密検査を行ってくれた血液内科の医師、その後治療を引き継いでくれた医師の皆さん、本当にありがとうございました。
皆さんのおかげで競技者としての道を閉ざさずに生きることができています。
一生治療は続きますし、今後もお世話になることとは思いますが、今はもっともっと活躍出来るように頑張ります!!!


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2021/2/20

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