笠井信輔さんのインスタグラム写真 - (笠井信輔Instagram)「私のがんは「悪性リンパ腫」   基本、「薬」(抗がん剤)でしか治すことができません  「ステージ4」 最悪の告知で 「死んでしまうのか」 と思いました   しかし主治医の先生は 「笠井さん、ステージ4は手遅れと言う診断ではありません。効く薬は必ずあります。笠井さんのタイプと薬が合えば必ず良い結果が生まれますから、前向きに頑張っていきましょう」   そして、本当に薬が効きました 私の体から「がん」は消えたのです   30年前、私と同じ病気にかかった伯父は わずか4ヶ月で亡くなりました   薬の開発、進歩が私の命を救ってくれたのです   しかし、 その薬の開発・承認の実態が一体どんなものであるのかは、よくわかっていませんでした   そんな時、私の目の前に現れた1冊の本   【アルツハイマー征服】 (角川書店刊)   1月8日に発売されたばかりの新刊です   認知症の原因の1つである「アルツハイマー病」は 「がん」とともに、人類が克服しなければいけない病の筆頭と言われています   この本に書かれているのは、 その治療薬のあまりにも壮絶な開発物語です   難しい科学の話なのかなと思って読み始めると これは研究室の人間模様であり、 「トップランナーになりたい」と言う科学者たちの野望と欲望と、 そして、「命を救いたい」「患者を救いたい」「家族を救いたい」「そのためにこの研究を絶対に結実せなければ」と言う崇高な精神が入り混じった、とてつもない人間ドラマでした   著書は下山進さん 科学者ではありません 文芸春秋社で編集者をしていた方です   だから40年間にわたるアルツハイマー病の治療薬の開発というドラマを、どうまとめれば面白くなるかが、とてもよくわかっていらっしゃるのです   たとえば、   ❶家族性(遺伝性)アルツハイマーの治療薬の研究開発のためには、対象となる家族の皆さんに協力を仰ぎます するとその中で高い確率でアルツハイマーになってしまう人が判明する   果たしてそれを、発症前の本人に伝えるべきなのか? 伝えないほうがいいのか?   協力者は、その答えを知りたいのか?知りたくないのか? そこが書かれているんです   皆さんだったらどうですか?   ❷薬の開発するにはマウスを使います   そんな事は知っているよ、と私も思っていましたが、 アルツハイマーの薬を作るためには、マウスをアルツハイマーにしなければいけないのです   で、アルツハイマーの症状を抱えたマウスを開発する競争というのがまず起きる…   ❸そして、やっぱり、自分が1番になりたい、2番じゃダメだから 「捏造事件」が起きるんです   近年も起きましたよね、女性科学者の「STAP細胞はあります!ネイチャー不正論文事件」   あれと同じようなことがアルツハイマーの研究開発でも起きていた これもドラマチックでした   ❹エーザイと言う製薬会社が、このアルツハイマーの治療薬開発によって巨大な製薬会社になっていく、その裏のドラマもとても面白かった   ❺また、いいところまでがんばって治療薬を開発している研究者が 突然、人事部に飛ばされたり、 その後のその人の人生がまたすごかったり   ❻アルツハイマーの薬の開発を行いながらアルツハイマーになっていく研究者の物語も…   下山さんの取材力の深さには、本当に驚嘆しました   私は、仕事に復帰してから 製薬会社の皆さんとお仕事をすることも増えたので この本のお話をすることもあります   もう皆さん興味津々 「製薬会社の人間では書けない」と そういったいわゆる製薬会社としてもあまり知られたくないような部分まで、この本には書かれています   どれぐらい薬の開発にお金がかかるのか 国からの補助金がいくらぐらい入ってるのか   お金の話も興味津々でした   でもね… 本当に、最終的には、やはり、   「救いたい」 と言う気持ち…   何年かかってもいいから、 自分でなくても良いから、 この薬を開発し、アルツハイマー病克服の助けになりたいと言う、 その熱い思いが活字から伝わってきて その感動に溢れていました   「下町ロケット」や「陸王」のようにTBSが日曜9時のドラマにするといいんじゃないかなと思うほど! (もちろん、フジテレビ、テレビ東京も頑張って!)   じつは、私の父も今、認知症の症状を見せています だから余計に思うのです、   製薬会社の皆さんの努力が必ず報われますように…と!   この本を読むことで、 病と闘っているのはお医者さんや看護師さんだけではないと言うことがわかり、 病院の廊下に立っている背広姿の製薬会社のセールスマンを見る目が変わるかもしれません   「アルツハイマー征服」 緊急事態宣言の自粛期間に、ぜひともお勧めの本です   アマゾンでも簡単に買うことができます   Amazonの評価は満点 やっぱりね」1月26日 22時24分 - shinsuke.kasai

笠井信輔のインスタグラム(shinsuke.kasai) - 1月26日 22時24分


私のがんは「悪性リンパ腫」

基本、「薬」(抗がん剤)でしか治すことができません

「ステージ4」
最悪の告知で
「死んでしまうのか」
と思いました

しかし主治医の先生は
「笠井さん、ステージ4は手遅れと言う診断ではありません。効く薬は必ずあります。笠井さんのタイプと薬が合えば必ず良い結果が生まれますから、前向きに頑張っていきましょう」

そして、本当に薬が効きました
私の体から「がん」は消えたのです

30年前、私と同じ病気にかかった伯父は
わずか4ヶ月で亡くなりました

薬の開発、進歩が私の命を救ってくれたのです

しかし、
その薬の開発・承認の実態が一体どんなものであるのかは、よくわかっていませんでした

そんな時、私の目の前に現れた1冊の本

【アルツハイマー征服】
(角川書店刊)

1月8日に発売されたばかりの新刊です

認知症の原因の1つである「アルツハイマー病」は
「がん」とともに、人類が克服しなければいけない病の筆頭と言われています

この本に書かれているのは、
その治療薬のあまりにも壮絶な開発物語です

難しい科学の話なのかなと思って読み始めると
これは研究室の人間模様であり、
「トップランナーになりたい」と言う科学者たちの野望と欲望と、
そして、「命を救いたい」「患者を救いたい」「家族を救いたい」「そのためにこの研究を絶対に結実せなければ」と言う崇高な精神が入り混じった、とてつもない人間ドラマでした

著書は下山進さん
科学者ではありません
文芸春秋社で編集者をしていた方です

だから40年間にわたるアルツハイマー病の治療薬の開発というドラマを、どうまとめれば面白くなるかが、とてもよくわかっていらっしゃるのです

たとえば、

❶家族性(遺伝性)アルツハイマーの治療薬の研究開発のためには、対象となる家族の皆さんに協力を仰ぎます
するとその中で高い確率でアルツハイマーになってしまう人が判明する

果たしてそれを、発症前の本人に伝えるべきなのか?
伝えないほうがいいのか?

協力者は、その答えを知りたいのか?知りたくないのか?
そこが書かれているんです

皆さんだったらどうですか?

❷薬の開発するにはマウスを使います

そんな事は知っているよ、と私も思っていましたが、
アルツハイマーの薬を作るためには、マウスをアルツハイマーにしなければいけないのです

で、アルツハイマーの症状を抱えたマウスを開発する競争というのがまず起きる…

❸そして、やっぱり、自分が1番になりたい、2番じゃダメだから
「捏造事件」が起きるんです

近年も起きましたよね、女性科学者の「STAP細胞はあります!ネイチャー不正論文事件」

あれと同じようなことがアルツハイマーの研究開発でも起きていた
これもドラマチックでした

❹エーザイと言う製薬会社が、このアルツハイマーの治療薬開発によって巨大な製薬会社になっていく、その裏のドラマもとても面白かった

❺また、いいところまでがんばって治療薬を開発している研究者が
突然、人事部に飛ばされたり、
その後のその人の人生がまたすごかったり

❻アルツハイマーの薬の開発を行いながらアルツハイマーになっていく研究者の物語も…

下山さんの取材力の深さには、本当に驚嘆しました

私は、仕事に復帰してから
製薬会社の皆さんとお仕事をすることも増えたので
この本のお話をすることもあります

もう皆さん興味津々
「製薬会社の人間では書けない」と
そういったいわゆる製薬会社としてもあまり知られたくないような部分まで、この本には書かれています

どれぐらい薬の開発にお金がかかるのか
国からの補助金がいくらぐらい入ってるのか

お金の話も興味津々でした

でもね…
本当に、最終的には、やはり、

「救いたい」
と言う気持ち…

何年かかってもいいから、
自分でなくても良いから、
この薬を開発し、アルツハイマー病克服の助けになりたいと言う、
その熱い思いが活字から伝わってきて
その感動に溢れていました

「下町ロケット」や「陸王」のようにTBSが日曜9時のドラマにするといいんじゃないかなと思うほど!
(もちろん、フジテレビ、テレビ東京も頑張って!)

じつは、私の父も今、認知症の症状を見せています
だから余計に思うのです、

製薬会社の皆さんの努力が必ず報われますように…と!

この本を読むことで、
病と闘っているのはお医者さんや看護師さんだけではないと言うことがわかり、
病院の廊下に立っている背広姿の製薬会社のセールスマンを見る目が変わるかもしれません

「アルツハイマー征服」
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2021/1/26

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