君島良夫のインスタグラム(yosh_10) - 1月21日 23時26分
「鼻唄を歌って、蹴れ」
今日は、高校時代の試合中の話。
ある試合で、僕は突如
「キックがまっすぐ飛ばない病」
にかかった。
どこから蹴っても入らない。
どう工夫しても当たらない。
もはや、自分のキックがわからない。
突然きた、スランプ。
孤独だった。
前半を終えて、ハーフタイムのミーティング。
メンタルボロボロの僕に監督が言った。
「鼻唄を歌って、蹴れ」
多感な高校生の心に響くはずもなく(笑)
モヤモヤしながら後半へ。
後半開始早々
45°の角度(嫌な位置)から
ゴールキックのチャンスが。
蹴りたくない。
正直言って、全く蹴りたくない。
それでもボールをセットして、
ゴールを見つめる。
メンタルボロボロの僕は、
やぶれかぶれな気持ちで
鼻唄を歌ってみることにした。
藁にもすがる思いとはこのこと。
曲はたしかドラゴンボール。
チャラヘッチャラか、つかもうぜか、
どちらかは忘れた。
蹴ったボールは、その日一番のキック。
そして次も、その次も。
面白いようにボールはゴールに吸い込まれていった。
あの「鼻唄を歌って、蹴れ」は
僕にとって最高のコーチングだった。
今書いている「勝つためのゴールキック」が
誰かの「鼻唄」代わりになればと思う。
そう願いながら書いた。
ここまで書いて気づいたけど、
これを読んで「あ、書籍を買ってみよう」と
思う人はいないかもしれない。
でもこれが、僕の本当の気持ち。
あの時の監督の言葉は、大人になってからも
何度も何度も思い出した。
紛れもなく原点だ。
何度も何度も反復して思い返す、
みんなの原点になるような物を作りたい。
クラウドファンディング開始まで
あと6日!
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2021/1/21