ラッピンノットのインスタグラム(wrapinknot_official) - 1月13日 17時01分

【0点を100点に】

ニットを構成する不可欠な要素として、糸の種類、ゲージ、編み方を説明してきましたが、
本日説明する作業はこれらの要素の出来を最終的に左右する、最も重要な工程と言っても過言ではありません。

編み終わって間もないニットは左の編み地のように端が巻いていたり、
過度にシワがついていたり、地の目が斜めになっていたりするため、当初企画した大きさとは異なります。
また手触りに関しても、硬かったり、ガサガサしていたりとこのままではとても製品にできるレベルとは言えません。
美しい表情を持ったニットにするためには、ある作業をしなければなりません。
それは「整理」といい、名の通り編み地を整えるという作業です。
整理の作業にも様々な種類がありますが、最もシンプルなものは蒸気をあてるものです。
2枚の編地をコの字に縫い合わせ、そこに企画した寸法と同じ大きさにした金枠を入れ、蒸します（2枚目：作業動画）。
少し冷ましてから金枠を引き抜くと、右のような端まで字の目が整った綺麗な編み地に変貌を遂げます。
この段階を経ることで裁断・縫製といった工程にも入ることができます（裁断した後に編地が縮むというトラブルを防ぎます）。

他にも編み地を水洗いしたり、柔軟剤を加えて洗ったり、起毛させたり、、風合いに関する整理方法がその他いくつかありますが、後ほど改めて説明したいと思います。

#wrapinknot
#umedaknit
#traditional
#madeinjapan

[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め！「UVシールド」を購入する