加瀬あゆむのインスタグラム(ayumukase) - 1月11日 23時59分


ここ最近は、しんどかっただろうなぁ、、、。
私たち、家族も大変だったけど、本人が1番。
慢性腎不全になってしまってからは、入退院の繰り返し、1日2回180ccの補益を注射。
延命治療しかできなかった。
最後は、ご飯も食べられなくなり、病院に駆け込んだけど、急変。
挿管してもらって酸素入れてたけど、途中脳死してしまって、でも、心臓も肺も頑張って呼吸しようと必死で動いていて、このままこの状態で治療を続けていても二日しかやり続けられない。脱水を起こさない様に点滴を入れても肺にお水が溜まる。
利尿剤入れながら肺の水出しながら脱水を防ぐために点滴も流さなければいけない。輸血もしてあげたいけど、この状態だと今度肝臓が持つかどうか。
脳に酸素がうまく運ばれないせいで、体に痙攣が出始める。
抗てんかん薬で痙攣を治めるも効かなくなりめじめる。
医者に、このまま二日間、24時間つきっきりで、この延命を繰り返すのか、それともこのまま安楽死させるのか、それか、治療をやめ、このままお家に帰って最後を迎えるか。
究極の選択でした。
頭に酸素がいかず脳死状態。瞳孔が開いてしまっている。だけど、心臓と肺は動いていて、生きようとしている。
生きようとしている生き物に対しての安楽死は、どうしてもできないと思った。

このまま治療を続けていても、脳死の状態だと厳しい。
妹と相談して、治療をやめ、そのまま家に連れて帰ることにしました。
脳にまともに酸素が入っていないはずなのに、瞳孔も開いてしまっているのに、抱き抱えて車に乗り込んだ時に、最後ちゃんと にゃぁ ってないて、家に着く前に、わたしの手の中で亡くなりました。
結局、全ては人間のエゴだし、どこまで治療してあげたらいいかわからないし、何が正解だっかも全然わからなくて。
でも、飼い主だから選択しなければいけないし、治療してくれている先生は神様ではない。
もう、どうしたらいいかわからなかったし、助けられなかった。
もっと、ご飯が食べられなくなった時に、寄り添ってちゃんとみてあげられていたらよかったのに、そんな時に仕事している場合じゃないし。
生き物と共に生活をするということは、こういうことなんだと、改めて考えさせられました。
老衰とかなら納得がいったのかもわからない。
命の大切さ、そして家族。
共に過ごしてきた時間。
なににも変え難い宝物。
言葉が通じ合わなくても、どんなに形が違う生き物同士でも、寄り添うことができるという不思議。
そんな素敵なことが一生続かないことなんて分かっている。
もちろん、楽しいことばかりではないことも分かっている。
お金もかかることだし、自分の時間を費やしてでも自宅で治療してあげなきゃいけなかったり。
どこまでどの様にするか、正解なんてない。
本当に大人しくていい子で手のかからない、甘えん坊さんでマイペース。元々野良猫だったこの子を、動物好きだった父が飼いはじめ、父が亡くなった後、私たち家族と一緒に暮らし始めた。
亡くなった父が残してくれた、大切な家族でした。

いつも、病院に入院すれば、
ナースさんたちに、
この子は、私たちのアイドルですね!
本当にいい子です!
って、言ってもらえて。

もっと、あーしていればよかったとか、この時にこの選択をしていればとか、ほんともう、亡くなってしまってからじゃぁ、後悔しかない。

次に帰ってくる時は、骨になって帰ってくる。
体がまだあるうちになるべく目に焼き付けて肉球など、この子の感覚をわたしの体に残しておかなければ。

同じ時を共有してくれてありがとう。


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2021/1/11

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