nostos booksさんのインスタグラム写真 - (nostos booksInstagram)「#おしえてタカさん 4冊目◯『Saul Bass: A Life in Film and Design』  ソール・バスという名前だが、それが本名なのかアーティスト名なのかというのは実はよく知らない。しかし、ソール・バスの良きライバルでもあったポール・ランドはグラフィックデザイナーとして、自身の名前を売るためにアーティスト名だったということもあり、やっぱりデザイナーにとって名前というのはとても鍵となる要素となるのではないだろうか。イメージ作りやセルフプロモーションにおいて、その音の響きやリズムというのは重要であると思うし、ブランディングの観点からしてもキャッチーな名前は有利に働くに違いないはずだ。   ところで、ぼくがバスのことを知ったのは、約20年前にLAを拠点とするカナダ出身のデザイナーであるジェフ・マクフェトリッジにインタビューした時に、「自分が最も尊敬するのはソール・バスなんだ」と即答されたからだったが、恥ずかしながら当時のぼくはバスの仕事をほとんど知らなく、ミノルタやコーセー化粧品や味の素のロゴを手がけたデザイン界の巨匠であることなどわりと後になって知ったほどだ。しかし、いったん彼の仕事や作品を知ってしまうとアメリカのデザイン界においてこの人なしでは考えられなくなった。今の時代でも十分に通用するソール・バスの明快で奥の深いポスターデザインやモーショングラフィックは、絞っても絞っても旨味が出てくる美味しい果実酒のようである。(河内タカ)  ーーーーーーーーーーー #おしえてタカさん では、『芸術家たち』の著者である河内タカさんに、ノストスで取り扱っている書籍をご紹介いただきます。  商品ページは商品タグからご覧ください。  ----------------------------------------- 【河内タカ「芸術家たち 2 ミッドセンチュリーの偉人編」刊行記念展】 #芸術家たち2刊行記念展 河内タカによる著作「芸術家たち 2 ミッドセンチュリーの偉人編」の刊行を記念して、書籍の販売、およびSANDER STUDIO(サンダースタジオ)による挿絵原画を展示・販売いたします。また、『芸術家たち』に登場するデザイナーや建築家、そして彼らに関係する巨匠らの作品集や図録などをノストスブックスが選書・販売いたします。 期間: 3日(火祝)、7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)の5日間 13:00-18:00(ご予約は不要です) 世田谷区世田谷4-2-12 著者プロフィール: 河内タカ 高校卒業後、サンフランシスコのアートカレッジに留学。NYに拠点を移し展覧会のキュレーションや写真集を数多く手がけ、2011年長年に及ぶ米国生活を終え帰国。2016年には海外での体験をもとにアートや写真のことを書き綴った著書『アートの入り口(アメリカ編)』と続編となる『ヨーロッパ編』を刊行。現在は創業130年を向かえた京都便利堂にて写真の古典技法であるコロタイプの普及を目指した様々なプロジェクトに携わっている。&Premiumの連載から派生した新刊『芸術家たち 建築とデザインの巨匠 編』(アカツキプレス)を2019年4月に出版、続編となる『芸術家たち 2 ミッドセンチュリーの偉人編』を2020年10月に出版。 @tkawachi SANDER STUDIO(サンダースタジオ) 文化服装学院卒業。MJイラストレーションズ卒業。クスッと笑えるイラストレーションを中心に、出版・広告でのイラストレーションやキャラクターデザイン、アニメーションなど、幅広い分野で活動。 @sanderstudio ------------------------------------------」11月6日 13時49分 - nostosbooks

nostos booksのインスタグラム(nostosbooks) - 11月6日 13時49分


#おしえてタカさん
4冊目◯『Saul Bass: A Life in Film and Design』

ソール・バスという名前だが、それが本名なのかアーティスト名なのかというのは実はよく知らない。しかし、ソール・バスの良きライバルでもあったポール・ランドはグラフィックデザイナーとして、自身の名前を売るためにアーティスト名だったということもあり、やっぱりデザイナーにとって名前というのはとても鍵となる要素となるのではないだろうか。イメージ作りやセルフプロモーションにおいて、その音の響きやリズムというのは重要であると思うし、ブランディングの観点からしてもキャッチーな名前は有利に働くに違いないはずだ。

ところで、ぼくがバスのことを知ったのは、約20年前にLAを拠点とするカナダ出身のデザイナーであるジェフ・マクフェトリッジにインタビューした時に、「自分が最も尊敬するのはソール・バスなんだ」と即答されたからだったが、恥ずかしながら当時のぼくはバスの仕事をほとんど知らなく、ミノルタやコーセー化粧品や味の素のロゴを手がけたデザイン界の巨匠であることなどわりと後になって知ったほどだ。しかし、いったん彼の仕事や作品を知ってしまうとアメリカのデザイン界においてこの人なしでは考えられなくなった。今の時代でも十分に通用するソール・バスの明快で奥の深いポスターデザインやモーショングラフィックは、絞っても絞っても旨味が出てくる美味しい果実酒のようである。(河内タカ)

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#おしえてタカさん では、『芸術家たち』の著者である河内タカさんに、ノストスで取り扱っている書籍をご紹介いただきます。

商品ページは商品タグからご覧ください。

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【河内タカ「芸術家たち 2 ミッドセンチュリーの偉人編」刊行記念展】
#芸術家たち2刊行記念展
河内タカによる著作「芸術家たち 2 ミッドセンチュリーの偉人編」の刊行を記念して、書籍の販売、およびSANDER STUDIO(サンダースタジオ)による挿絵原画を展示・販売いたします。また、『芸術家たち』に登場するデザイナーや建築家、そして彼らに関係する巨匠らの作品集や図録などをノストスブックスが選書・販売いたします。
期間:
3日(火祝)、7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)の5日間
13:00-18:00(ご予約は不要です)
世田谷区世田谷4-2-12
著者プロフィール:
河内タカ
高校卒業後、サンフランシスコのアートカレッジに留学。NYに拠点を移し展覧会のキュレーションや写真集を数多く手がけ、2011年長年に及ぶ米国生活を終え帰国。2016年には海外での体験をもとにアートや写真のことを書き綴った著書『アートの入り口(アメリカ編)』と続編となる『ヨーロッパ編』を刊行。現在は創業130年を向かえた京都便利堂にて写真の古典技法であるコロタイプの普及を目指した様々なプロジェクトに携わっている。&Premiumの連載から派生した新刊『芸術家たち 建築とデザインの巨匠 編』(アカツキプレス)を2019年4月に出版、続編となる『芸術家たち 2 ミッドセンチュリーの偉人編』を2020年10月に出版。
@tkawachi
SANDER STUDIO(サンダースタジオ)
文化服装学院卒業。MJイラストレーションズ卒業。クスッと笑えるイラストレーションを中心に、出版・広告でのイラストレーションやキャラクターデザイン、アニメーションなど、幅広い分野で活動。
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2020/11/6

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