高橋伸哉さんのインスタグラム写真 - (高橋伸哉Instagram)「はじめてシャッターを押した日からどれだけの年月が経つだろう。あのファインダーの中をのぞいた17才の時からいつの間にか写真を撮るということが日常の一部となってしまった。ただの趣味として、時には仕事として、いつも自分の感性で表現することの難しさに悩みながらも写真をやめることはなかった。フィルム時代に呼吸を整えてシャッターを押す瞬間が好きだったし、デジタル全盛の時代では新しい表現も可能になり写真は楽しくなるばかりだ。いつまでも少年のような心を持ったまま大きな大人になれたのも写真がいつもそばにあったからだと思う。人々は写真というものに魅了され、目を輝かせて、いつまでも写真について語り合う。そこに年代や男女の壁などなくて、みんなで笑い合いながら楽しく写真LIFEを楽しむ。時に孤独なことがあったり孤独になりたかったとしても、写真で日々の日常を撮り、光景を撮り、四季の息吹きに心を委ねて、或る日の日常を撮り続けた。何者でもなかった20代、何者かになりたくて走り続けた30代、何者かがわかりかけてきた40代、きっと鈍足だったと思う。寄り道もたくさんした。いろんな景色を見てきた。いつも自分の信念や生き方を曲げることなく自分が何者であるかを真剣に考えて生きてきた。人生50年と思って走り続けた。そして、ようやく、あの頃まだ10代でカメラの冷たいボディの感触とファインダーの中をのぞいた時に大好きな映画の世界観にいるようなワクワクとした感覚を持った、まだ何も経験してなかった純粋な少年に言いたい。俺達は、写真作家として書籍（単書）を出すことになった。たくさんの人に出会って、たくさんの経験をして今がある。そして何者でもなかった自分が何者かになれた時に感じるのは人との出会い、人との紡ぎ方だと。今は写真作家として生活をしている。家族や友人、知人に助けられて今がある。この本はドラマチックに写真を撮ることの思考と生き方が写真にも影響するという話と、全ての写真を愛する人達へ捧げる、写真本です。答えなんてありません。何を感じるか解釈は純吉だと思ってます。ぜひ、手にとってボロボロになるまで何度も読み返してほしいな。 . . 高橋伸哉、待望の単書がでます。写真に対する思考、人生や生き方から得る写真哲学。情景ポートレート、光景、スナップ。160P全てを注ぎ込みました。写真を愛する全ての方へ届けたいバイブル書となります。ただいまより予約を開始します！ ◯予約特典あり https://www.amazon.co.jp/dp/4295010537/ . #書籍 #写真」11月4日 20時15分