アユニ・Dのインスタグラム(ayunid_official) - 10月5日 14時18分

LIFE IS HARD TOURに足を運んでくださったあなた、本当にありがとうございました。

ライブをしたことがずいぶんと昔のように感じます。
ツアーファイナル直後もありがたいことに怒涛の日々を過ごしておりまして、ようやくおうちのベッドで寝れるし心身共に落ち着いてきたと思うので文を書こうと思います。
うそ、ほんとは全っ然落ち着いてなんかいないしまだ楽しいしずっとさみしいけど書いていく。
長くなるので読まなくてもいいです。

こういった世界の状況の中でお客さんを入れるライブを行うということは勿論楽しみという感情だけではないです。
それはスタッフの方々や私たちもそうですが、来てくださるあなたたちも同じで。
毎日心身共に健康に生きるだけで精一杯の中、このような決断をしたのは清水の舞台から飛び降りる気持ちでした。
だからこそライブというものがどれほど自分にとって大切な存在だったか、音楽や人がどれほど愛おしく美しいものだったかを改めて知り気付けた重要で貴重な時間だった。
私はよく音楽がスーパーヒーローだとか音楽に救われているとか言いますが、私をそう思わせてくれている音楽というものを生みだしているのは人間で。
ひとつひとつそのつくりだした人の努力と経験の詰まった宝物で。
人間の偉大さは凄いんです。
誰ひとり意味のないひとなんていないです。
なにひとつ無駄なことなんてないんです。
そんなことを初めて気づけたものすごく意味のあるツアーでした。

楽しかったー
泣いてしまうほどたのしかった。
だからその分さみしかった。
本当にさみしくてかなしかった。
おわってしまうのが嫌で。
「はじまり」には「おわり」が付き物で。
こんな当たり前のことを、ずっと何度もこの繰り返しをしてきた人生ですが、やっぱり出来事のおわりが近づくとかなしくなるものです。
でも泣くの我慢した。
泣いたら過呼吸になってうまく伝えられなくなることがわかっていたから。
うたもうたえなくなってしまうから。
このツアーは沢山泣いて迷惑をかけたから。
最後の日だけは泣かないように頑張った。
口下手で無愛想で本当に申し訳ないです。

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