桜一花のインスタグラム(sakuraichika_official) - 9月13日 13時38分
美術館のすゝめ〜その四〜
以前から好きな画家の方がいまして。
月岡芳年さんとおっしゃいます。
なんで好きなんでしょうねぇ。
音とか動きとか、その瞬間だけでなくその前後の時間までもが動いて見えてきそうなくらい、想像させてくれるところ。
構成が本当に色々あって、何でこの瞬間にしたんやーっ。何でこの角度ーっ。すごいなぁーってくらい見ていて飽きないところ。
えとせとらえとせとら。
昨日も太田記念美術館に行ってきました。
こちらの美術館。原宿駅から若者と共に坂を下り、途中で若者の流れを逸れると直ぐに現れる美術館。ひと曲がりしただけなのに、あっという間に静かな空気になるその空間は、日本の建築も混ざりながら、しかし、天井が高いところなどもあり、小さいながらも圧迫感を感じさせない、趣のある素敵な美術館。
そこでね、やっているんですよ。
月岡芳年さんの展示。
幕末から明治前半を生きた、浮世絵師なんですが。
「血 妖艶 闇」がテーマの展示。
私は血やグロテスクなものは実は苦手なのです。でも光と闇はセットでございます。惹かれも致します。私は基本的にある生々しさ。それがまた美しく、それで見入ってしまいます。
作品は言い伝えや、神話のような話を想像して描いているものも多く、でも本当に見たのではと思うほどリアルに見えるのは、彼が普段から、どれほどの人を観察し、様々な瞬間を捉えていたのだろうと推測してしまいます。
しかも細かく、色も鮮やか。これは彫り師や刷り師さんの技術の素晴らしさも感じさせられます。
ネットで調べるとグロテスクな絵がどうしても目立ってしまいますが、人間らしい一コマを描いたものや、切ないものなどもあり、何度見ても飽きないなぁと思う次第であります。
嗚呼。眼福。
しかしお腹は空いたので、ホッとちょこれーと。
本日はこれにて。
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2020/9/13