無印良品の家のインスタグラム(mujihouse) - 8月12日 10時22分
【住まいのかたちコラム】家に帰ったら「ただいま」という前に服を脱いでシャワーを浴びる、という「新しい生活様式」(後編)
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(前投稿の続き)
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例えば、3月31日のコラム「住み継がれる家のかたち」(テレワーク対応などのプラン考察は、こちらのコラムをご覧ください)で、ライフスタイルの変化に応じて変えられる間取りのシミュレーションに使った「木の家」のプランで考えてみましょう。
実は、このプランの場合、帰ってからどこにも触れずに、最短距離で洗面脱衣室に直行して、シャワーを浴びることは可能です。
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外出から帰ってきたら、靴と一緒にジャケットとズボンも脱いで、あらかじめ取り付けてあった「壁に付けられる家具・フック」にかけてしまいます(ここにかけて放置しておけば、2日後にはウィルスは自然消滅します)。
玄関ホールから洗面脱衣室までは扉が2枚ありますが、どちらも引き戸ですので、帰宅時には開けたまま(引き戸の良いところは開け放しにしておいてもドアが邪魔にならないところです)にしておけば、洗う前の手でドアノブなど、どこにも触ることなく洗面脱衣室に直行して、手を洗い、シャツや靴下は洗濯機に放り込み、そのままシャワーを浴びれば、完璧な「新しい生活様式」です(笑)。一瞬ではありますが、リビングを下着のまま通る、という点を除いては。
年頃のお嬢さんなど居たら、ばい菌を見るような目で見られるでしょう。ウィルス対策でやっているのに、ばい菌扱いは理不尽ですが、「ただいまー」と明るくいいながら走り抜けるしかありません(汗)。
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そこで、この点を改善するために、少しだけプランを変えてみました。
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このように、少しだけ玄関ホールを拡張することで、本格的に外出着を置くスペースと、洗面脱衣室への直行ルートができました。下着姿になっても、家族と顔をあわせて「ただいま」という前に、洗面脱衣室へ直行できるのです!
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みんなで力を合わせれば、きっとコロナウィルス禍は克服できるでしょう。しかし、ウィルスはインフルエンザをはじめ、完全に消え去ることはありません。また新たなウィルスが猛威を振るう可能性もあります。
ここのところ、よく「アフターコロナ」といわれますが、たしかに今回のコロナ禍の前後では、私たちの意識も環境も変わり、まさに「新しい生活様式」が生まれていく気運があります。
働き方改革や、二拠点居住、田舎暮らしなど、ドラスティックな社会のしくみの変革も進んでいくでしょう。
しかし、帰宅時の丁寧な手洗いはもちろん、シャワーを浴びる、外に持ち出したものは部屋に持ち込まない、というような、一人一人の日常の暮らしの新しいかたちは、いますぐにも考えていくべきではないでしょうか。
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どうしたら、家族が真に安心して団らんできる「おうち時間」を過ごせるのか、家の在り方は今後ますます重要になっていきます。
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みなさんはこのような日常の「新しい生活様式」をどう考えられますか?
神経質すぎる、いや、もっとこんな風にすべき、など多数のご意見お待ちしております。
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2020/8/12