eclat.magazineのインスタグラム(eclat.magazine) - 7月25日 12時21分
小さな別れがまたひとつ。神保町のとあるお店で必ず頼んでいた黒ビールがメニューから消えていて、ガックリ来ました。
ドイツ中部で1543年の創業という、ケストリッツァー。アルコール控えめで、料理とも楽しめる上品な味です。しかし、「ドイツNo.1 黒ビール」「ゲーテ、ビスマルクが愛飲」でも訴求力が足りないのか。
かくなる上は最後の隠し球を。“ドイツ音楽の父”と讃えられるハインリヒ・シュッツが、醸造所のあるケストリッツのご出身。バッハと比べるとはるかにマイナーな存在ですが、その敬虔な音楽はバッハを凌ぐ面もあろうかと。
1585年生まれのシュッツの音楽と16世紀半ば以来のビールに陶然と魂を浮かべるのは、なかなかどうして立派なタイムトリップです。ただし、いきなりの『十字架上の七つの言葉』は泣き上戸必至。一度シラフの状態で聴いておきましょう。
他に古い音楽と黒ビールの組み合わせを試みるなら、オルランド・ディ・ラッソとベルギーのロシュフォール(※出身州の隣の州)でしょうか。ラッソのハーモニーはより精妙華麗です。
(編集B)
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2020/7/25