大崎菜々子のインスタグラム(nanako_19970411) - 7月12日 21時32分
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私がミスiDを受けた理由①
元々聞かれた時に答えていたのでご存知の方もいると思いますが、私はバイセクシュアルです。
遡ると小さい頃は母がボーイッシュな格好を好んでいた事もあり、ベリーショートに男の子のような格好をしていました。
遊びもおままごとよりも戦隊ヒーローごっこが好きで、小学2年生までは男の子になりたかったと思ってました。
喧嘩で男の子に負けた時に、力の弱さで女の子にしかなれない事を再認識したのでその後は女の子の部分を受け入れるようになりました。
男の子になりたかった間も、
好きな人は男の子だったと思います。でもどうしても女の子にもドキドキしていた自分もいました。
完全にバイセクシュアルだと認識したのは高校生になってから。
女子が多い学校だった為、周りにバイセクシュアルの子が居ると分かってから自分も同じだと認識しました。
大学も最初は共学に行くつもりだったのですが、
OCで絡まれた時に恐怖と嫌悪感でいっぱいになり通う事は無理だと判断し女子大を選びました。
髪を伸ばすのもあまり好きじゃなかったし、
周りに合わせてかわいい服を着たりする事くらいしかできなくて自分でかわいい服着たい!と思うことがほとんどなかったです。
もうひとつの投稿でお話しますが今は女の子のかわいい格好をすることも好きになりました。
今回グラビアのDVDを出すことになった時も、
最初はそこまで抵抗がなかったのですが
いざ撮影が始まると違和感が私を襲いました。
彼氏とのイチャイチャしてる所を表現しろとか言われても私には難しい。
想像でやってもダメだしをされてしまう。
正直に言うと撮影終わってホテルで1人になった時に辛すぎてもう逃げ出したいと思っていました。
それなら最初からやらなければよかったのではと思うかもしれませんが、
私はまだまだ知名度もないしグラビアをやることで知名度を少しでもあげなくては、学生だしお金もほしいというのが引き受けた理由でもあります。
インタビューでも、好きな男性のタイプは?とまず聞かれること自体が理解できなかったんです。
なぜ最初から男性に向けたものになっているのか、と。
私がミスiD2021を受けた理由のひとつに
こういった自分の疑問や心に渦巻いていたものを知ってほしかった、少しでもこういう人がいる事を認識してもらいたかったというのがあります。
これが #私だけの物語 です。
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2020/7/12